※2024年3月1日より「Bybit Lending」は「Bybit積立ステーキング」に統合されました。
サービス統合によりBybit積立ステーキング対応の銘柄が一気に123銘柄に増加し、利率やリターンの仕組みも大幅にアップグレードしました。本記事は、従前のBybit Lendingサービス内容の履歴として残します。
(*’ω’*)σ 祭り状態のAPR（年利）で再スタートしています。 >>Bybit積立ステーキング記事
2023.5.2 大手海外取引所Bybit（バイビット）は「Bybit Lending」という新しい資産運用プロダクトをリリースしました。
- 1時間ごとに利息が発生
- いつでも償還可能
- 放置している小銭程度でも運用できる
スピード感のある運用を可能にしたプロダクトで、少額の資金もムダ無く活用できる、ありがたいシステムです。
(*’ω’*)σ Bybitはステーキングが人気ですが、レンディングも斬新な仕様で話題になっています。
リリース当初の対応銘柄は「BTC・ETH・USDT・USDC」の4銘柄のみでしたが、次々と取扱通貨を増やし、2024年2月時点では60銘柄以上に対応しています。
▼ レンディングはこんな人にオススメ！
- 長期的な投資を考ている人
- 円安対策などで当分売る予定の無い暗号資産を保有している人
- 売買のタイミングを迷ったりせず手堅く運用したい人
暗号資産はガチホしていても、利益は相場次第になってしまいます。そこでレンディングで数量を増やせば、価格が上がらなくても元手が増えますし、価格が上がればより多くの利益を手にすることが可能になるというわけです。
(*’ω’*)σ 今から始めれば、数年後には大きな差が生まれます。忙しい現代人にもピッタリ！
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✅初心者でも使いやすい資産運用プログラムが豊富
✅トラベルルールの入出金制限無しで使いやすい
トラベルルール強化により国内取引所の入出金ハードルが上がっていますが、通知対象国に該当しないドバイ拠点のBybitならサクッと資産運用が可能です。
(*’ω’*)σ 国内取引所のように宛先登録や入金確認の入力は不要、Bybitなら入出金もスムーズです。
Bybit（バイビット）レンディングの概要・特徴
▼ Bybitレンディング基本情報
| サービス名称／運営開始 | Bybit Lending／2023.5.2サービス開始 |
| 対応銘柄 | 65種類／2023.6.19時点 |
| 最低貸出枚数 | 銘柄により異なる（日本円で数十円程度～） |
| 年利 | 銘柄により異なる（推定変動利回り） |
| 最短貸出期間 | 1時間程度～（いつでも償還可能） |
豊富な対象銘柄と少額から利用できる手軽さで、多くのユーザーが参加して盛り上がっています。レンディングというと、ある程度まとまった金額を数ヶ月ロックするイメージですが、Bybit Lendingは非常に斬新なシステムで、フレキシブルに利用できるサービス提供しています。
(*’ω’*)σ ワクワクしながら利用できるプロダクトなので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
Bybitレンディングの仕組み
Bybitレンディングは、保有している仮想通貨（暗号資産）を貸し出すことで利息収入を得られる仕組みになっています。Bybitが仲介となり、信用取引や暗号資産ローンを利用したいユーザーに貸し出されます。
(*’ω’*)σ 相手方とのやり取りは必要無く、アプリの簡単な操作だけで利用する事が可能です。
収益については「資金使用率」が重要なポイントになります。
資金使用率とは、全ユーザーが貸出している通貨のうち、他のユーザーに借入されている割合を指します。例えば、貸し出されている総額が100 BTC、借りられている総額が50 BTCの場合、資金使用率は50％となります。
▼ 資金使用率の特徴
- 資金使用率が高くなる＝たくさん借入れされている＝利息が多く得られる
- 資金使用率が100％になる＝全て借入れされている＝償還請求できない
資金使用率が高いと収益性が増す要因となります。理論上100％になると償還請求できなくなりますが、実際にアプリ画面でそこまで高い資金使用率は見かけたことが無いので心配する必要は無さそうです。
(*’ω’*)σ USDTで70％前後、BTCやETHで30％前後、その他人気のアルトコインで20％程度です。
またBybitレンディングでは、日次償還額という1日あたりの償還限度額の設定があります。銘柄によって異なりますが、1日に多くのユーザーが償還請求を行って限度額を超えると、翌日まで償還請求ができなくなります。
(*’ω’*)σ 安定したレンディングサービス提供のために、1日当たりの償還枠が設定されています。
推定変動利回りを採用
Bybitレンディングで提示されている利回りは、推定変動利回りとなっています。
- 利率は資金使用率や借り手側から返済された利息額により、常に変動する
- 利率は1時間ごとに調整され、獲得利息も1時間ごとに記録される
- 償還時に累積利息が元本と一緒に支払われる
公式サイトには「推定年利＝資金使用率×変動金利制に基づいて計算した推定年間利息×（1－20％）」という計算式が掲載されていますが、正直なところ数字を掴みにくいと感じます。
(*’ω’*)σ とりあえず利用してみて、毎時間の履歴を見る方が収益ボリュームを把握しやすいです。
いつでもスタート・ストップが可能なので、様子を見て有用性を感じなければ解除して他の運用方法を検討すればよいのです。
また、バイビットレンディングは変動利回りを楽しみたい方に向いています。
※変動利回りだからこそ突如としてAPR（利率）が跳ね上がるボーナス発生もありえます。
▼ SOLの利率が急上昇した時のアプリ画面
市場の需給状況によっては、急激にAPRが上昇する場合があります。上記画像（2023.9.28頃）は、SOLをステーキング中だったのですが、一度ステーキングを解除してレンディングに切り替えました。
2日間程度でAPRは下がり始めてしまいましたが、ちょっとしたボーナス期間となり、効率よく収益を得ることができました。
(*’ω’*)σ その後は、ステーキング年利の方が高くなった時点で、ステーキングに戻しました。
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Bybit（バイビット）レンディングのメリット
Bybitレンディングには多くのメリットがありますが、ひとことで言うなら「気軽に利用しやすい」ということです。
- 1時間ごとに利息収益が得られて、いつでも償還可能
- スマホアプリで手軽に利用できる（もちろんPCからもOK）
- 対応銘柄が非常に多く、小額から運用可能
構えずにスタートできるので、初心者やライトユーザーからも支持を得ています。
1時間ごとに利息収益＆いつでも償還可能
Bybitレンディング最大の特徴でもあるメリットが、「1時間ごとに利息発生」です。
(*’ω’*)σ つまり毎時間、自動で利確しているようなものです。放置系投資の強い味方ですね。
多くのレンディングサービスでは数か月単位のロック期間が設けられており、利息の受取は利用したプランの期間満了後となりますが・・・
- Bybitレンディングは毎時間利息が発生し、いつでも好きな時に償還できる
- 例えば20：30に貸出申請すると「21：00から利息起算、22：00に利息発生」となる
- いつでも運用する通貨を切り替えられるので、気軽に利用しやすい
スピード感を持った運用が可能なので、一般的なレンディングサービスでリスクとなる「通貨ロック期間中に暴落」を心配する必要がありません。
(*’ω’*)σ マズイと思ったらすぐに償還して、売却などの対策を打つことが可能です。
スマホアプリで手軽に利用できる
Bybitレンディングは既存の取引アプリで手軽に利用する事が可能です。
- Bybitのアプリは優れたUIで操作しやすい
- 口座の残高をシームレスに運用できるので、思い立ったら30秒で貸出可能
高年利が人気のレンディング専門プラットフォーム各社では、取引所口座などから「プラットフォームに送金する」という手間が発生しますが、Bybitレンディングは取引アプリの画面で数回タップするだけでスタートできます。
トラベルルール強化により送金のハードルが上がっている事からも、アプリ1つで利用できる点は非常に便利だと感じます。
(*’ω’*)σ 送金手数料やネットワーク手数料を気にせず利用できるのは、大きなメリットです。
対応銘柄が非常に多く小額運用も可能
Bybitレンディングはリリースして間もないサービスですが、続々と取扱銘柄を増やしており、2023.6.20現在では65もの銘柄に対応しています。
- 国内取引所やレンディング専門プラットフォームに比べて格段に多くの銘柄に対応
- 銘柄によっては、わずか数十円分の資金から運用する事が可能
↳ Bybitステーキングよりも少額で利用できる傾向 - ”SUI”や”PEPE”など、話題になったコインにも対応
複利には対応していませんが、いつでも追加貸出をすれば合算されるので問題ありません。
(*’ω’*)σ たまに償還➡再貸出しすることで原資を増やし、1時間後から再び利息受取が可能です。
本記事では「Bybitレンディング｜使い方」のところでSOLの運用実績を公開しています。
(*’ω’*)σ 元資金0.23 SOL（約540円）で利息が発生し、毎時間残高に反映されています。
小額運用時、発生した利息が最小管理数量以下の場合、残高に反映されないので注意が必要です。（例えばビットコインなら1satoshi以下は利息としてカウントされません／1satoshiは1BTCの1億分の1）
推定変動年利が高ければ、小額の資金でも利息がカウントされるので一概には言えませんが、銘柄によっては最小貸出数での利息発生が確実ではないということです。
(*’ω’*)σ XRPは1 XRP(約70円)から貸出可能ですが、さすがに1XRPでは利息発生しませんでした。
Bybit（バイビット）レンディングのデメリット
利息収益の20％が手数料として差し引かれる
Bybitレンディングでは、利息収入の20％が手数料として徴収されます。（資金償還時に支払われる利息から自動的に差し引かれます）
(*’ω’*)σ 発生した利息から20％徴収なので、元資金よりマイナスになることはありません。
Bybitにはレンディング以外にも様々な資産運用プロダクトがあり、Bybitステーキング（預けて増やす）なら手数料がかかりません。
▼ Bybitステーキングの詳細はこちらから
- 毎日利息がもらえるBybitステーキング
- ▶ 【かんたん不労所得】Bybit(バイビット)ステーキングの始め方｜預けて稼ぐ低リスクな運用方法
▲ ※対応銘柄数はレンディングより少ないです。
Bybit（バイビット）レンディングの始め方
▼ Bybitレンディング利用手順
- Bybitで口座開設
- 貸し出す通貨を用意
- レンディング申込み
Bybitで口座開設
スマホ・メールアドレス・顔写真付きの身分証明書を用意して、Bybit公式サイトにアクセスします。
※「顔写真付きの身分証明書」は免許証・マイナンバーカード・パスポートなど
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▼ アクセス後の作業
- メールアドレスを入力し、パスワード設定後メール認証を済ませてアカウント作成
- ログインしてマイページから本人確認の手続きを済ませる
国内取引所の口座開設時と同じ流れなので、画面の指示に従って進めれば問題はありません。以下の記事ではスクショで手順を掲載しているので、心配な方はご参考下さい。
- Bybitの基本がわかる記事はこちら
- ▶ 【登録60秒】Bybit(バイビット)口座開設からトレードや出金までの流れ｜1記事で基本の使い方をマスター
貸し出す通貨を用意
Bybitには日本円を入金することができないので、国内取引所等から送金します。以下の記事では、送金手順をフルスクショで解説しています。
- おすすめの送金ルートはGMOコイン➡Bybit
- ▶ 【手数料節約】GMOコインからBybitへお得に送金する方法｜リップル(XRP)で海外送金を攻略
送金が済んだら、運用したい銘柄にトレードして準備完了です。トレードの手順などはBybit基本操作の記事をご参考下さい。 ▶ 【登録60秒】Bybit(バイビット)口座開設からトレードや出金までの流れ｜1記事で基本の使い方をマスター
(*’ω’*)σ Bybitの取引画面は直感的に操作しやすいので、心配せずアクセスしてみて下さい。
通貨を用意する方法は、ご自身のスタイルに合わせて選択してください。
- 運用したい通貨を直接送金すればトレードは不要
- Bybitではクレカ決済で暗号資産の購入が可能だが、手数料が高いので注意
- Faucetサイトで無料調達した通貨を直接送金することも可能
レンディング申込み
貸し出す通貨が準備できたらレンディングをスタートします。
▼ Bybitアプリ画面
①「ホーム」 ➡ ②「その他」 ➡ ③「レンディング」 ➡ ④貸し出したい通貨を「検索窓で検索」又は… ➡ ⑤貸し出したい通貨が表示されていたら「貸し出す」 ➡ ⑥「貸出数量」を指定 ➡ ⑦自動貸出を有効にする場合は「タップしてON」 ➡ ⑧「規約同意に✅チェック」 ➡ ⑨「貸し出す」
(*’ω’*)σ 自動貸出ONにすると1日2回、余剰資金がある場合に限り自動で元本に追加されます。
他の資産運用プロダクトで発生した収益や、FaucetやBCGからの入金があった場合など、現物アカウントから自動でレンディングの元本に組込まれる仕組みです。
日本時間2：00と12：00に振替が行われ、償還はいつでも可能なので、効率良く運用ができるシステムになっています。
Bybit（バイビット）レンディングの使い方
Bybitレンディング運用実績の確認方法
利用履歴と発生利息の確認方法です。
ホーム画面からレンディングを選択して…
- ①「履歴」
🔹「貸出し・償還・償還時の受取利息」の一覧を表示できる
🔹 ③で通貨と期間の絞込検索が可能 - ②「発生履歴」
🔹通貨ごとの利息発生一覧を表示できる
🔹④で通貨をタップすると毎時ごとの詳細な利率や利息額が確認できる
毎時間の利息が数字で確認できるので、「確かに増えている」という実感を伴った運用が可能です。
Bybitレンディング償還方法
ホーム画面からレンディングを選択して…①「マイレンディング」 ➡ ②償還したい通貨の「償還」 ➡ ③内容を確認して「償還」 ➡ ④「償還する数量」を指定（全額の場合は”全て”をタップ） ➡ ⑤「償還」 ➡ ⑥償還内容が表示されるので「はい」で完了
(*’ω’*)σ 自動貸出ONのままだと、1時間後には再度貸出になってしまうので要注意です。
Bybitレンディング他社比較
Bybitレンディングは一般的なレンディングサービスと比べてかなり特殊な仕様なので、個別の業者と比べるよりもジャンルで比較した方が違いが分かりやすいと考えます。
(*’ω’*)σ そこで、国内取引所・専門プラットフォームと比較してみます。
▼ 一般的な他サービスとの比較
| Bybit | 国内取引所 | レンディング専門 プラットフォーム | |
| 対応銘柄 | 非常に多い（約65銘柄） | 普通（10～20銘柄程度） | 少ない（5銘柄程度） |
| 必要な資金量 | 非常に小額から可能 | 数万円程度～ | 数万円程度～ |
| 利率 | 低め | 低め | 高い |
| 利息発生 | 1時間ごと | ロック期間満了時 | ロック期間満了時 |
| ロック期間 | 無し | 1～数ヶ月 | 1～数ヶ月 |
| 手数料 | 発生利息の20％ | 無しのところが多い | 送金手数料や ネットワーク手数料が発生 |
| 利用開始 | いつでもOK（空きあり） | 貸出枠が埋まりがち | いつでもOK（空きあり） |
| 例えば… | － | ・GMOコイン ・bitbank | ・Bit Lending ・クリプトレンディング ・PBR Lending |
比較して分かる事は・・・
- アルトコインや少額の資金で手軽に運用したいならBybitがおすすめ
- 取引所に保有している資金で手軽に運用するなら国内取引所がおすすめ
- まとまった資金があり、狙って運用するなら専門プラットフォームがおすすめ
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✅初心者でも使いやすい資産運用プログラムが豊富
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「自動貸出ON」にしてあれば、対象通貨が口座にあるだけで利息が発生するので、利益目的で保有していない通貨でも収益の発生源となります。
(*’ω’*)σ 同様に、口座に通貨を保有しているだけでステーキング報酬が発生するのがGMOコイン。
- GMOコインステーキングの解説記事はこちら
- ▶ 【預けて稼ぐ】ステーキング｜GMOコインなら8種類の通貨で利息がもらえる
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