設定通りに暗号通貨が自動購入できる「積立投資」は貯蓄感覚で行える資産運用として人気の方法で、bitFlyerでは「かんたん積立」というサービス名で提供しています。
▼ この記事で分かる事
- bitFlyerの「かんたん積立」の始め方・使い方
↳入金から設定・解除までの操作をスクショで丁寧に解説 - 積立購入のメリットと注意点
↳ 購入通貨を選ぶ際に役立つ具体例も紹介 - 通貨購入後の運用方法
↳ 損益分析や利益につなげる運用方法を解説 - 他社同等サービスとbitFlyerの「かんたん積立」の比較
積立投資は購入して貯める作業がフォーカスされがちですが、重要なのは購入後の運用方法や利確作業です。本記事では「買った後どのように利益につなげるか?」まで詳しく解説します。
▼ bitFlyer基本事項
会社名/設立 | 株式会社 bitFlyer/2014 年 1 月 9 日 |
事業内容 | 暗号資産交換業および金融商品取引業 |
資本金 | 41 億 238 万円(資本準備金含) |
登録 | 暗号資産交換業 関東財務局長 第 00003 号 金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 3294 号 |
販売所 取扱銘柄 | BTC・ETH・XRP・ELF・DOGE・AVAX・GRT・RNDR・DAI・CHZ・APE・IMX AXS・MANA・SAND・SHIB・PLT・FLR・ZPG・MATIC・MKR・XYM・LINK DOT・XTZ・XLM・XEM・BAT・ETC・LTC・BCH・MONA・LSK・ZPGAG ZPGPT・(35銘柄) ※取引所対応はBTCのみ/Crypto CFDのアカウントを作ると下記ペアで取引可能 |
bitFlyer Crypto CFD | BTC/JPY・ETH/JPY・XRP/JPY・XLM/JPY・MONA/JPY・ETH/BTC・BCH/BTC BTC-CFD/JPY |
プロダクト | 販売所・取引所・bitFlyer Crypto CFD・かんたん積立・bitFlyerクレジットカード TポイントをBTCに交換・ビットコインをもらう・Braveブラウザ連携 |
日本円 入金手数料 | 🔹銀行窓口・ATMからの振込/各銀行所定の金額 🔹インターネットバンキング/330円(住信SBIネット銀行利用時のみ無料) |
日本円 出金手数料 | 🔹3万円未満の出金/550円(三井住友銀行宛ての場合は220円) 🔹3万円以上の出金/770円(三井住友銀行宛ての場合は550円) |
暗号資産の 送金手数料 | 銘柄により異なる(送金によく使うXRPは無料) ZPG,AXS,MANA,IMX,APE,CHZ,DAI,RNDR,GRT,AVAX,DOGEの送付・預入停止中 詳細は公式ページでご確認お願いします >> 手数料一覧・税 |
公式サイト | https://bitflyer.com/ja-jp |
bitFlyerは2014年設立、国内大手取引所です。運営開始以来1度もハッキング被害などのトラブルは無く、株主にはメガバンクや大手優良企業が名を連ねており、豊富な資金力が特徴です。
\ bitFlyerは、初心者でも使いやすいプロダクトが豊富! /
bitFlyerプロダクト概要 | bitFlyerクレジットカード | bitFlyer×Tヘルスケア |
---|---|---|
🔹bitFlyer各プロダクトの特徴 🔹トレード以外のBTC運用法 🔹メリットと注意点等のまとめ | 🔹BTCが還元されるクレカ 🔹bitFlyer口座に毎月BTCが貯まる 🔹効率的な貯め方・増やし方の解説 | 🔹TポイントをBTCに交換 🔹2つのサービスをコラボ利用 🔹歩いてbitFlyerにBTCを貯める |
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bitFlyer「かんたん積立」の概要・特徴
bitFlyerの「かんたん積立」は、名前の通り一定のペースと金額で暗号資産を自動購入できるサービスです。設定のカスタマイズ性が高く、わずか1円から利用できる使いやすさが人気となっています。
▼ かんたん積立の基本事項
対応銘柄 | BTC・ETH・XRP・DOGE・AVAX・GRT・RNDR・DAI・CHZ・APE・IMX・AXS MANA・SAND・SHIB・PLT・FLR・ZPG・MATIC・MKR・XYM・LINK・DOT・XTZ XLM・XEM・BAT・ETC・LTC・BCH・MONA・LSK(32銘柄) |
積立金額 | 最小1円~最大100万円 ※決済通貨は日本円のみ |
注文単位 | 各銘柄1円単位で設定可能 |
積立頻度 | 「毎日・週一・隔週・毎月」から選択可能 |
適用レート | bitFlyer「販売所価格」にて決済 |
一番直近に取扱いが開始されたエルフトークン(ELF)以外はアルトコインにも幅広く対応しており、複数の銘柄を同時に設定する事も可能です。
他社の積立購入サービスとの比較
積立購入サービスは様々な取引所で展開されており、大手国内取引所Coincheck・GMOコインで提供されているプランとの比較は以下のようになっています。
▼ 他の国内取引所との比較
bitFlyer | Coincheck | GMOコイン | |
---|---|---|---|
最低金額 | 1円~/月 | 10,000円~/月 | 500円~/月 |
金額設定 | 1円単位 | 1,000円単位 | 500円単位 |
積立頻度 | 毎日、週1、隔週、月1 | 毎日、月1 | 毎日、月1 |
手数料 | 販売所のスプレッド | 販売所のスプレッド | 販売所のスプレッド |
積立開始まで | 最短翌日 | 1~2ヶ月 | 最短翌日 |
積立内容変更 | 最短翌日 | 1~2ヶ月 | 最短翌日 |
入金方法 | 取引口座の残高を使う | 銀行口座から引落し | 取引口座の残高を使う |
取扱い銘柄数 | 32 | 26 | 21 |
bitFlyer「かんたん積立」は、取扱銘柄数・設定の自由度が圧倒的に優れており、使いやすいサービスだということが分かります。
(*’ω’*)σ 1円単位で設定できるので、ラッキーナンバーや誕生日の数字にしても楽しめます。
積立購入は「買うこと自体」が目的ではなく「利益につなげる事」がゴール地点なので、自分の投資スタイルに合わせた取引所で行うと効率の良い運用が可能になります。以下に今回紹介するbitFlyerとはタイプの違うおすすめ取引所も掲載しておきます。
\ 積立購入が使いやすい取引所はコチラ /
GMOコイン | bitFlyer | Bybit |
---|---|---|
【国内取引所】 🔹21銘柄対応 🔹1購入あたり500円~設定可能 🔹購入後の運用方法が多め | 【国内取引所】 🔹32銘柄対応 🔹1円~1円単位で設定可能 🔹購入後の運用方法が少ない | 【海外取引所】 🔹約100銘柄に対応 🔹1USDT又は1USDCから設定可能 🔹購入後の運用方法が圧倒的豊富 |
国内取引所で色々と運用したい方 | 手軽に積立購入を始めたい方 | 幅広い運用を視野に入れている方 |
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- GMOコイン
🔹ステーキングやレンディングサービスも展開しており、購入後も取引所内で運用しやすい
🔹ほぼすべての銘柄が板取引で指値注文できるため、コストを抑えたトレードが可能
🔹入出金・送金手数料が無料なので、外部サービスなどもアクティブに利用しやすい
🔸21銘柄が積立購入に対応しているが、もう少し多かったら尚良いという及第点がある - bitFlyer
🔹国内取引所ではかなり多い32銘柄に対応しており、1円単位で設定できる仕様が人気
🔹購入頻度も「毎日・毎週・隔週・毎月」から選択できるフレキシブルな仕様
🔸これといった運用プロダクトが無く、購入後はトレードか値上がりに期待する事になる
🔸BTC以外ほぼ全ての銘柄が販売所でのトレードとなり、取引手数料のコストが大きい - Bybit
🔹圧倒的多数の100銘柄程度に対応、運用プロダクトも国内に比べてかなり多い
🔹購入頻度「10分・1時間・4時間・8時間・12時間・毎日・毎週・隔週・毎月」から選択可
🔹1ドル(約150円)から購入できるので手軽さもある
🔸海外取引所なので送金する手間がある
積立投資のメリット・デメリットは?
自動積立購入を設定すると、複数回に分けて少しずつ取得する事で「高い時に買い過ぎない」「安い時に買い逃さない」を実現する事が可能になります。これを「取得価格の平準化」と言い、暗号資産特有の価格変動リスクを軽減した投資が可能になります。
▼ 高くても安くても設定通りに継続して購入
例えば1度に1BTC買うとなったら、その1点に計り知れないプレッシャーやリスクが圧し掛かりますが、少しずつ分散して購入する方法ならスタートしやすいという事が容易に想像できると思います。
(;-`ω-) 昨日より高い…明日にしようか?…いや、明日はもっと高いかも…やっぱり今?…ぁあぁぁ
などという葛藤を繰り返さなくて済むというのは、かなりのメリットと言えます。
しかし、良いことばかりではなくデメリットとなる部分もあります。
メリット | デメリット |
---|---|
🔹手間無く投資のタイミングを分散化できる 🔹購入のタイミングを迷わずに済む 🔹少額の資金からでも始めやすい | 🔸スプレッドによる取引コストがかかる 🔸短期でまとまった利益を出すのは難しい 🔸銘柄によっては元本割れのリスクもある |
デメリットを考えると躊躇してしまいがちですが、対策を備えてスタートすればリスクを軽減した運用が可能になります。
▼ 積立購入のデメリット対応策
- 将来性が見込める通貨を選択する
↳ 一時的に下落する事があっても、回復する見込みのある通貨を購入する
↳ 一過性のトレンド銘柄のような通貨は、元本割れから復活できないリスクが高い
>> 「積立購入する銘柄は何が良いか?」で解説 - 積立購入と並行して、通貨を運用して増やす
↳ 値上がりに期待して保管するだけではなく、運用して数量を増やしておく
↳ 数量を増やし、スプレッドによる手数料コストのリカバーにつなげる
>> 「購入した通貨を運用する方法」で解説
積立投資は手数料が高い?
「積立購入は手数料が高いからやめた方がいい」という話は、半分正解で半分不正解です。積立購入には取引所の利益が上乗せされた「販売所価格/スプレッド」が適用されるため、割高であることは間違いありません。
(*’ω’*)σ ではなぜ半分不正解なのか? → 購入するのが機械か人間かの違いにロジックがあります。
▼ スプレッドの仕組み/BTC 5%時
国内取引所のBTCスプレッドは平均5%前後であり、市場価格を中央値として、売却時に2.5%、購入時に2.5%がそれぞれ手数料として運営側に吸収される仕組みになっています。1BTCだとスプレッドの金額も大きくて驚いてしまいますが、仮に積立金額を1,000円に設定した場合、1回あたり25円となります。
(*’ω’*)σ 手間を省いて自動購入するための手数料と考えれば、許容範囲内かと考えます。
市場価格より2.5%高値で積立てすると考えるとかなり厄介な手数料に感じますが、スプレッドを払わずに積立するためには「自分で毎回、板取引で注文」をする必要があり、実現するには数々の問題が発生します。
- 購入したい頻度で、毎回自分で注文を入れなければならない
↳ 買い忘れや、面倒になって続かない可能性あり - 「今日は少し高いからやめておこうか…」などの葛藤が生じる
↳ 毎日購入なら毎日葛藤することになる - 当然、指値や購入数量についても迷い出してメンタルが疲労する
↳ 指値金額や数量も選べてしまうだけに、迷い出したらきりがない
↳ 相場だけではなくメンタルまでジェットコースター状態で、挫折の可能性有
手間と労力をかけて積み立てても、的確な結果につながるかは危ういなと感じる方が多いのではないでしょうか?スプレッド分のロスは運用で補填するという手段も取れるので、ここは自動購入を利用した方が効率的と考えられます。
(´・ω・) たしかに毎回悩んでいたら挫折してしまいそう。手数料分のメリットはありますね。
bitFlyer「かんたん積立」のメリット
1円から積立購入ができる
bitFlyerでは「かんたん積立」対象の32銘柄すべて、1円から購入が可能です。実際に1円で積立する人がいるかどうかは別として、小額から利用できるということで暗号通貨投資に参入するハードルを下げてくれた事は間違いありません。
さらに積立額は1円単位で設定できるので、1ヶ月5,000円になるように5,000÷30で、毎日166円積立なんていうことも可能です。
(*’ω’*)σ 筆者はBTC暴落期間中に、ラッキーナンバーの「222」円で毎日積立を利用していました。
以下の画像は2022.10.24時点(開始から3か月程度)ビットコイン価格が上昇し、週次で+3,218円、通期でも+1,428円に転じた際のbitFlyerアプリ画面です。
このあとも購入を続けて、1BTC=3,500,000円程度に値上がりした時点で一度購入をストップしました。詳しい収益状況は >>購入実績から損益を分析する方法 で解説します。
購入ペース設定の自由度が高い
bitFlyerの「かんたん積立」は、購入頻度を「毎日・週1回・月2回・月1回」の4段階から選択できます。
(´・ω・) 多くの取引所では「毎日or月一」の2択です。毎日は多いし、月一は少ない気も・・・
「かんたん積立」なら、間をとった週1回と月2回の選択肢があるので、自分に合った設定をしやすいというメリットがあります。
毎日 | 週1回 | 月2回 | 月1回 |
365日毎日積立 | 曜日の指定が可能 | 毎月1日・15日(固定) | 日にちの指定が可能 |
スタートも変更も簡単に設定できる
「かんたん積立」は途中での設定変更も、簡単な操作で即切り替え可能です。
▼ 例えばこんな場合…
- 積立銘柄が値上がり続きなので、一旦ストップして様子を見たい
- 積立銘柄が下落中だけ、1回あたりの購入金額を増やしたい
アプリやログイン画面で設定を変えるだけで翌日から反映されます。しかしあまり頻繁に変更してしまうと自分で購入しているのと変わらなくなってきてしまうので、ある程度大枠で予定を立てておく事をオススメします。
(*’ω’*)σ 過去の価格推移などを参考に「〇〇円になったらストップ」等を決めておくと良いです。
bitFlyer「かんたん積立」の注意点
あらかじめ日本円の入金が必要
積立購入の決済はbitFlyerの口座残高で処理されるため、あらかじめ日本円を入金しておく必要があり、残高が足りなくなると購入がストップしてしまうので注意が必要です。
▼ 日本円入金時の手数料
🔹銀行窓口・ATMからの振込 | 利用する各銀行所定の金額 |
🔹インターネットバンキング(クイック入金) | 330円(住信SBIネット銀行利用時のみ無料) |
余裕があれば、少しまとまった金額で入金しておく方が手数料の節約になります。
(;´・ω・)σ 銀行口座から引き落としを希望ならCoincheckですが、手続きに1~2か月かかります…。
残高不足でも解除にはならない
積立設定を解除しない限り、残高が復活すると購入が再開されます。うっかり解除し忘れていると、購入するつもりのないタイミングで買ってしまう事故が起きるかもしれません。複数の銘柄を積立している場合などは特に注意が必要です。
(;´・ω・)σ 残高復活時にたまたま高騰しているビットコイン買ってしまう等、痛い出費のリスク有。
bitFlyer「かんたん積立」の始め方
- bitFlyerで口座開設(5分程度)
- bitFlyerに日本円を入金(1~2分)
- bitFlyer「かんたん積立」を設定(1分)
口座開設後は審査があるので1営業日程度の待ちが発生しますが、自分でする作業自体は簡単ですぐできる内容です。
(*’ω’*) 何かハードルを感じるなら、それは「初めて」というハードル。1度やれば慣れますよ。
bitFlyerで口座開設&日本円入金
スマートフォン・メールアドレス・身分証明書の3点を用意してから始めます。
(メールアドレスはフリーメールでも可。身分証明書は顔写真付きの免許証やマイナンバーカード等)
bitFlyer公式サイトにアクセス >> https://bitflyer.com/ja-jp
①「メールアドレス」を入力 ➡ ②「登録」をタップ ➡ ③「届いたメールからURL」をタップ ➡ ④「パスワード」を設定 ➡ ⑤「次へ」 ➡ ⑥確認でもう一度「パスワード」を入力 ➡ ⑦「完了」でアカウントが作成される
このあとは画面の流れに沿って「規約同意」「2段階認証」「必要事項の入力」「本人確認」と進めて、審査が通ると口座開設が完了します。
(*’ω’*)σ 審査は当日中又は1営業日程度、完了するとメールで通知が届きます。
口座開設が完了したらログインし、日本円を入金します。毎日500円ずつ3ヵ月続ける予定であれば900円×約90日=45,000円のように、概算の数字を出して入金しておくと
▼ 入金方法は3通り
インターネットバンキング | コンビニから入金 | 銀行口座から振込 | |
---|---|---|---|
手数料 | 住信SBIネット銀行:無料 その他金融機関:330円 | 330円 | 金融機関規定による |
入金反映 | 即時 | 基本的に即時 | 翌営業日以降 |
入金可能額 | 1円~上限無し | 1円~30万円 | 金融機関規定による |
コンビ二入金は「ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・デイリーヤマザキ・セイコーマート」から払い込みが可能です。
コンビニやペイジー経由(住信SBI・イオン銀行以外のネットバンキング)で入金した場合、bitFlyerからの出金が7日間制限されます。
(;´・ω・)σ 積立購入資金としてなら問題ありませんが、一部出金の予定がある場合などは要注意。
日本円の入金は、アプリやログイン画面の「入出金」から手続きをします。
▼ bitFlyerアプリ画面
- ネットバンキングなら①から利用する金融機関を選択
↳入金手数料無料で出金制限もない住信SBIネット銀行の口座を持っていると便利 - コンビニ入金なら②から入金額を入力して支払いするコンビニを選択
↳金額入力後に画面を進めると、利用するコンビニごとに支払方法が表示される - 銀行振込なら③に表示される口座宛てに窓口やATMで振込
↳振込み側は本人名義の口座しか利用できないので注意
住信SBIネット銀行はアプリも使いやすく様々なサービスに対応しているため、口座を持っておくと資産管理が非常にスムーズになります。
積立購入する銘柄は何が良いか?
積立購入は長期型の投資方法であるが故に、下落による元本割れのリスクが懸念されます。このリスクを軽減するためには「価格が維持できそう」または「値上がりが期待できそう」と考えられる銘柄を選定する必要があります。
(;´・ω・)σ そうは言っても何を基準に判断したら良いのか、確かな事は誰にも分からないのでは?
暗号資産の価格推移についての明確な判断基準はありませんが、市場の動向やニュースに注目して推測することは可能です。積立投資で一番重要なポイントが銘柄の選定なので、いくつかトピックを挙げてみます。
- ビットコイン/BTC
↳ 2024年4月の半減期後に訪れるビットコインバブルに注目が集まっている
↳ 2024年1月のBTC現物ETFの承認により多くの資金流入があり、今後も期待が高い - イーサリアム/ETH
↳ 2024年秋頃にはBTCに続きETHも現物ETF承認の動きが話題になっている - リップル/XRP
↳ Ripple社からステーブルコインが発行される予定が報じられ、XRPにも期待が集まっている - ダイ/DAI
↳ 1ドル相当の価値を維持する設計のDAIなら、大きく下落するリスクは極めて低い
上記は一般的に良く知られている内容ですが、最終的には「自分が納得できる投資をする」という事が大切です。ご自身の大切な資金は誰かの話を鵜呑みにして投じるのではなく、いろいろな話を聞いた上で良く考えて、自分で結論を出すというプロセスが必要です。
銘柄・頻度・金額を設定する
積立購入の設定は、PCからもスマホからも同様の手順で行うことができます。事前にある程度予定を立てて入金などを済ませていれば、この段階では計画した内容を打ち込むだけなので、10秒で完了します。
▼ bitFlyerアプリ画面
①「メニュー」➡ ②「かんたん積立」➡ ③「積立を設定する」➡ ④「積立する銘柄」を選択 ➡ ⑤「購入頻度」を選択 ➡ ⑥「積立金額の設定に進む」➡ ⑦「1回あたりの購入金額」を指定 ➡ ⑧「設定内容を確認する」➡⑨「内容を確定する」
bitFlyer「かんたん積立」の使い方
購入をスタートしたら、次にやるべき作業は「経過観察」です。最初に計画した予算と期間で継続していくうちに、設定変更の必要が生じる場合があるからです。
▼ 設定変更の例
- 想定外の暴落で、これ以上の買い増しは危険なためストップする
↳ 下落時期はチャンスでもあるため、銘柄の動向を調べて判断する - 予想していたより早く値上がり始めたので、購入ペースを上げる
↳ 少しでも安いうちに多く取得したい場合は、積立額を増額する - 損益の数字を計算して、適切な積立設定を見直す
↳ 実際いくらの利益が出ているか、評価損益を確認して調整する
設定の見直しは市場をどう判断するかで変化します。通貨が暴落した時に「いつかまた値上がりするから今がチャンス」と考えれば続行を選択、「もうダメかもしれない…」と考えればストップを選択するでしょう。
(*’ω’*)σ ここからは、判断材料となる評価損益(時価評価額)を計算する方法などを解説します。
購入実績から損益を分析する方法
時価評価額は「取得済み総数量」×「現在価格」で求められます。ここから「取得に使った総額」を引くと「計算時点での利益額」が求められます。例えば「積立購入した総数が0.03BTC」で「現在価格が1BTC=9,000,000円」の場合、時価評価額は270,000円となります。
(*’ω’*)σ そして…270,000円分のBTC取得に日本円をいくら使ったか?で利益を計算します。
損益等の計算は、bitFlyerのログイン画面から取引レポートをダウンロードして行います。以下の記事ではExcel初心者でもデータの加工や表計算ができるようにフル画像で解説しているので、よろしければ参考にしてください。
- bitFlyer版 自分で損益計算をする方法
- ▶ 平均取得単価・時価評価額・評価損益・評価額をサクッと計算
途中経過を分析する事で以下のような判断が可能になります。
- 経過が順調であり、今後も値上がりすると考えているので増資する
- 平均取得単価が高くなってきているので、少し値下がりするまで一時ストップする
- まとまった利益が出ているので、積み立てた資金の一部を利確する
こうして書き出すと当たり前の内容ですが、ただ購入設定をして放置していては、実行するタイミングを失いがちです。積立購入で1番重要なポイント「銘柄選定」に続き、2番目は「経過観察」です。
利確して日本円で出金する方法
平均取得単価より現在価格が値上がりして「今が売り時だ」というタイミングが来たら、取引所で売却して日本円に換金します。この場合、利幅は相場の値上がり次第なので「もっと増やしたい!」という方は次で解説する「購入した通貨を運用する方法」を参考にしてください。
(*’ω’*)σ 積立購入時は販売所レートでしたが、売却時は取引所でコストを抑えたトレードです。
▼ 取引所での注文方法は2種類
- 成行注文
↳「今買える最安値で買う」「今売れる最高値で売る」というシンプルな方法
↳ 取引したい数量を指定するだけで、即時に約定(取引が決済)される - 指値注文
↳「今より安く買いたい」「今より高く売りたい」という場合に狙った価格で取引する方法
↳ 数量と金額(単価)を指定して注文を出し、条件を満たす取引相手が現れると約定する
上記2つの注文方法でBTCを売却する場合、以下のような手順で操作します。
▼ bitFlyerアプリ画面
成行注文で売る場合 ▶ ①「ホーム」 ➡ ②「取引所」 ➡ ③「BTC」 ➡ ④「売り」 ➡ ⑤「成行」 ➡ ⑥「売りたい数量/今回は0.01BTC」を指定 ➡ ⑦「売り注文へ進む」 ➡ ⑫「売り注文を出す」
指値注文で売る場合 ▶ ①「ホーム」 ➡ ②「取引所」 ➡ ③「BTC」 ➡ ④「売り」 ➡ ⑧「指値」⑨「売りたい単価/今回は10,200,000円」⑩「売りたい数量/今回は0.1BTC」⑪「売り注文ヘ進む」⑫「売り注文を出す」
日本円の出金も簡単な操作で申請できます。事前に銀行口座を登録していない場合はマイアカウントの「登録内容」から口座情報の入力ができます(画像右側の2枚参照)
▼ bitFlyerアプリ画面
①「入出金」 ➡ ②下方にスクロールして「銀行口座へご出金」 ➡ ③「出金先の銀行口座」を選択 ➡ ④「出金する金額」を指定 ➡ ⑤「出金する」
平日14:30までに申請すると当日又は翌営業日中に手続きされ、平日14:30以降の申請は翌営業日又は翌々営業日に手続きされます。
▼ 日本円出金時の手数料
🔹3万円未満の出金 | 550円(三井住友銀行宛ての場合は220円) |
🔹3万円以上の出金 | 770円(三井住友銀行宛ての場合は550円) |
(*’ω’*)σ 筆者は「入金用に住信SBIネット銀行・出金用に三井住友銀行」と使い分けています。
購入した通貨を運用する方法
購入した通貨を運用で増やしたい場合は、外部サービスを利用すると効率的です。bitFlyerの運用プロダクトは販売所でのトレードがメインとなっており(取引所対応がBTCのみ)スプレッドが嵩み、利益が削られやすいからです。
▼ おすすめの外部サービス
- 外部レンディングプラットフォームを利用
↳ 高い利率で利息収益(一般的に取扱銘柄は少なめ) - プロダクト豊富な海外取引所で運用
↳ 完全日本語対応のBybitなら、プロダクト豊富で自分に合う運用方法が見つかる
レンディングは資金を貸付けて利息収益を得る運用方法です。貸付けると言っても、送金と簡単な申請でスタートできるので、込み入った作業は必要ありません。
(*’ω’*)σ 福利対応している業者や年利10%プランを提供している業者もあり、人気を集めています
\ 国内のレンディングプラットフォームを比較 /
BitLending | PBRLending | CryptoLending |
---|---|---|
🔹BTC年利8%で運用可能 🔹0.01 BTC~利用可能 🔹最短貸出期間1ヵ月~OK 🔹BTCの他にも5銘柄対応 | 🔹BTC年利10%で運用可能 🔹0.01 BTC~利用可能 🔹最短貸出期間1ヵ月~OK 🔹BTCの他にも5銘柄対応 | 🔹BTC年利3%で運用可能 🔹0.01BTC~利用可能 🔹BTCの他にも6銘柄対応 🔹マイニングサービス実施 |
>>詳細記事はコチラ | >>詳細記事はコチラ | >>詳細記事はコチラ |
各プラットフォームの詳細や使い方は、個別記事でまとめてあります。気になるサービスを見つけた方は、リンクから覗いてみて下さい。
いろいろな運用方法を試してみたい方はBybitがおすすめです。
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▼ 開催中のイベントの一部
キャンペーン名 | もらえる特典 | 開催期間 |
---|---|---|
デイリーチェックイン夏祭り | ETH,SOL,XRP,USDTエアドロ他 | ~2024/9/30 |
Bybitデイリータスク祭り | 40万USDT賞金プール山分け | ~2024/9/30 |
全員当たる!9月ラッキー抽選会 | XRP,DOGS,USDT,Apple製品等 | ~2024/10/7 |
初めての入金祭り | 6,000円相当のUSDT | ~2024/12/31 |
※これ以外にも短期イベントや新規上場銘柄のキャンペーンが多数開催中ですが、利用しやすい案件に絞ってあります。
今回はbitFlyerの積立購入サービス「かんたん積立」の使い方と、その後の運用方法を解説しました。悩まず取得価格を平準化したい場合に最適な方法です。
(*’ω’*)σ 積立購入はこれから暗号資産運用を始めたい方にとってもチャレンジしやすい方法です。
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