ビットコインに「怖い」「危ない」というイメージを持つのはなぜか?理由と解決策について解説します。
▼ ビットコインが怖い理由
- 仕組みや概念がよくわからないため
- 現金のように物体として存在しないため
- 詐欺や破産のニュースが大きく報道されたため
よくわからない未知の資産について事件の報道を耳にすれば「怖い」という印象を抱くでしょう。端的に言えば、知識が少ない所に事件のニュースが入ってくるので、危険なイメージが定着してしまうのです。
(*’ω’*)σ どんなリスクがあって、どんな回避法があるかを知れば、怖いものではありません。
ビットコインのリスクとは?

相場変動が激しい
暗号資産は相場変動が激しい事が特徴です。
(゚∀゚)σ 変動が激しいとは良く聞くけど、どれほど乱高下したのかザックリ見てみよう!
- 2010年:ビットコインが誕生。1BTCはわずか0.1円程度
- 2013年:中国の「百度」がビットコイン決済を採用、ギリシャ危機で法定通貨への不信感が高まるなどの要因から仮想通貨の人気が上がり、1BTC=12万円まで値上がり
- 2014年~2015年:中国が金融機関の仮想通貨取扱いを禁止、Mt.Gox閉鎖などの影響で下落し、1BTC=2万~5万円を推移
- 2017年:2016年の半減期を経て価格は上昇し、1BTC=230万円まで高騰
- 2018年~2020年:新たな規制やコロナ渦の影響で1BTC=40万~100万円を推移
- 2021年:インフレ対策の資産として世界的に注目が集まり、1BTC=約770万円まで高騰
( ゚Д゚)σ そして2023年5月現在1BTC=約370万円。ジェットコースター並みの値動きだね!
さらに、1日で10%~20%も価格が上下することもめずらしくないので、不慣れなうちに多額の投資をすると大きな損失をかかえてしまうことになりかねません。
(´;ω;)σ そんな失敗談を聞いて「ビットコイン」=「危ない」というイメージが強いのかも…
株式では大きな変動で市場が混乱するのを防ぐために「ストップ安・ストップ高」が設けられいますが、これは中央管理システムだから可能な事です。
ブロックチェーン(分散型台帳)で取引される暗号通貨では、その特性上ストップのシステムを設けるのは難しく、下落する時は容赦なく下がってしまったりします。
送金ミス・詐欺・ハッキング等で失う可能性がある
銀行では窓口やATMを利用して、銀行名・支店名・口座名義人を確認して送金しますが、暗号資産の送金はアドレス(数字とアルファベットの羅列)を指定してP2P(個人から個人)で送金します。
((((;゚Д゚)))) 銀行と違って誤送金の組戻しもできないし、完全に自己責任で行うわけだね。。
さらに暗号資産については法整備が十分でないことから、抜け穴を狙ったり、どさくさに紛れて詐欺を企む人が発生しがちなことも事実です。
( ゚Д゚)σ 「絶対もうかる」、「元本保証」なんて言って近づいてくる人は詐欺師の可能性大!
ハッキングについては過去に何度も事件が発生しており、それが原因で閉鎖になった取引所もあります。
( ノД`)σ 2021年の暗号資産ハッキング被害総額は140億㌦(約1.5兆円)!想像以上だよね・・・
※Chainalysis(ブロックチェーン分析企業)発表
他の金融商品に比べて税率が高め
せっかく稼いでも、税金の知識が無いために資産を失うリスクもあります。
暗号資産運用で所得が20万円を超えて発生したら、確定申告が義務付けられています。
暗号資産にかかる税金は「雑所得」で、「総合課税」が適用され、所得に対して最高で55%もの税金が発生します。
(>_<)σ まぁ、55%っていうのは課税所得が4,000万円を超えた場合なので、相当稼いだ場合の話。
ただ、少ない金額でも確定申告の際には他の金融商品に比べて不利な規定があったりして、改善を求める声が多いのも事実です。
( ノД`)σ しかも詐欺・紛失・誤送金は損失とみなされないので、やらかしても損失計上できない!
法定通貨ではないので国の保証が無い
日本円は日本国がその価値を保証していますが、暗号資産は世界中の人々の価値観の上に成り立っているので、国は価値を保証してくれません。
(゚∀゚)σ エルサルバドルでは法定通貨として認められているけれど、世界的にはまだ先の話だね。
まだ成長過程の市場なので、これから法整備の過程で投資活動に様々な影響が発生することも考えられます。
( ゚Д゚)σ それがまた乱高下の要因になったりして、リスキーな相場が続きそうだね・・・
ビットコインのリスク回避法

リスクが分かったところで、対策を考えていきましょう。
資金は余裕のある分だけを回す
もし損失が発生したとしてもダメージを小さく抑えられるように、投資するのは「最悪失っても生活に支障ない金額」までにしましょう。
(>_<)σ 投資資金のために借金とか、生活費までぶっ込むとかは、論外!!
利益よりも安全性を重視するなら、自己資金ゼロで始める方法もあります。
(ただし、かなり少額からスタートです)

自己資金ゼロで暗号資産投資を始める記事
自分にできるセキュリティー対策を徹底
ハッカーに対抗してハッカー並みの知識をつけるのは無理ですが、誤送金を防止する方法の徹底や、まとまった資産はコールドウォレットで管理する等、自分でできるセキュリティ対策は必須です。
誤送金の防止法
・アドレスはコピペする(手入力はミスの元!)
・コピペしたら読み上げながら指さし確認(安全第一!)
(;・∀・)σ 古典的だけど、自分でしっかり確認するしかないからね。
通貨+NFTも管理できるコールドウォレットもありますよ⇩


(゚∀゚)σ 長期保管したいNFTなんかはとくに、コールドウォレット管理がいいよね!
あとは大手で信頼できる取引所を利用することも大切です。

運営開始から7年間ずっとハッキング被害ゼロ!
(*’ω’*)σ bitFlyerは口座の日本円がハッキングされた場合、最大500万円まで保証制度があるよ!

運営開始から7年間ずっとハッキング被害ゼロ!
(*’ω’*)σ GMOコインも強固なセキュリティ対策をしているよ。送金手数料無料が嬉しいね!
税金の知識をつける
税金は利益に対して発生します。
つまりどんな場合に利益とみなされるかを把握しておく必要があります。
基本的な考え方としては「コインを何か他の価値に交換した時、日本円でいくらだったか?」です。
(゚∀゚)σ 意外な所だとSwapも利益とみなされるよ。利益発生パターンをおさえておこう!
かつて「億り人」と呼ばれた人の中にも、税金の知識が無かったせいで借金地獄に落ちた人がいました。
(;・∀・)σ 利益を確保したいなら税金の知識はマストっていう事だね。気を付けよう!

暗号資産にまつわる税金制度|基本の記事
情報感度をあげて最新情報をキャッチする
暗号資産の世界は展開が早いので、情報不足で不利益を被るリスクもあります。
情報感度をあげるために手っ取り早いのはSNSで優良な発信者をフォローする事です。
SNSに限らずLINE友達やメールマガジンなどでも良いのですが、おすすめはtwitterとInstagramです。
(*’∀’*)σ じっくり読む時間がなくてもサクッと情報を取り入れられる→継続しやすい
(*’∀’*)σ 限られたスペースに情報が凝縮されている→効率良く要点がおさえやすい
SNSの利用が習慣になっている人は多いでしょうから、習慣とセットにすれば毎日新鮮な情報をキャッチする環境ができるわけです。
Twitterフォローおすすめ
・@JpCointelegraph コインテレグラフジャパン
世界最大級の仮想通貨メディアCointelegraphの日本版
・@crypt_guide クリプトガイド
初心者に優しい仮想通貨サイト
まとめ|ビットコイン投資のメリット

将来的に価値が上がる可能性が高い
現在のビットコイン市場には、世界的IT企業・大手金融機関が本格参入しています。
国の政策にも暗号資産が取り上げられるようになりました。
(゚∀゚)σ 2017年のバブル時期とは違って、世界レベルで実用化が進んでいる感じがするね!
ビットコインの発行枚数は全世界で2,100万枚と上限が決まっているので、半減期を経て全てのコインが発行し終われば希少価値も付加されます。
(>_<)σ 今は0.1BTC=33万円ぐらいで買えるけど、そのうち0.01BTCすら買えなくなりそうだね!
(*’ω’*)σ 投資は長期的観測が大事。そしてビットコインは可能性に満ち溢れている事が分かるね!
資産が分散管理できる
2022年は円の価値下落を危ぶむ声が多く聞こえており、物価の上昇で生活費は上がっています。
((((;゚Д゚)))) 円だけガチホしてて大丈夫か、心配になるよね!
また、資産の一部を株や外貨で保有して投資に回している方は、暗号資産をポートフォリオに追加すればさらにリスクが分散できます。
(゚∀゚)σ 投資せずガチホするにしても、値上がりが予測されるビットコインは持っておきたいね!
貯金ができない人にもオススメ
ビットコインはすぐに使おうとしても、日常的につかえる店舗はまだ少ないのが現状です。
1度売却して日本円にする→取引所から銀行口座に送金→銀行口座から引き出す
という手間と、取引所によっては手数料が発生するので、そうそう簡単に引き出して使わなくなります。
(‘ω’)σ 日本円寝かせてても年利0.001%だけど、ビットコインなら値上り幅期待大!
ちなみにビットコインを資産として保有するなら、積立購入がおすすめです。

ビットコインは積立購入がおすすめな理由の記事
今回はビットコイン投資のリスクについてまとめてみました。
対策や回避方法がわかれば、随分と緩和される内容ですよね。