送金手数料が無料という事で人気のGMOコインですが、2023年6月のトラベルルール施行により、従来通りどこにでも送金するという事はできなくなりました。
(´・ω・)σ 今まで使っていた送金ルートが使えないと不便ですね。どうしたらいいの??
「GMOコイン既定の送金基本ルール」+「トラベルルールによる制限」をクリアすれば自由な送金が可能になるわけですが、細かい条件が多くてモヤっとする…という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、図解や一覧を用いて、GMOコインの送金に関する事柄を体系的にまとめました。
3つの関門を突破すれば送金が可能となるので、つまづいた場合の解決策をふまえて解説していきます。
▼ この記事でわかる事
- GMOコインの送金に関する基本事項
↳「共通ルール」・「銘柄によるルール」に分けて解説 - GMOコインから「送金できる取引所」&「送金できない取引所」
↳ 国内・国外に分けて体系的に解説 - トラベルルールにより発生する制限と、送金できない場合の対処法
↳ よくある事例の対策と、迂回送金ルートを解説
送金できない場合には、必ず原因があります。本記事は様々な場面で考えられる原因と解決法にフォーカスした内容となっています。
GMOコインの送金に関する基本事項
GMOコインでは送金全般に共通する規定の他、一部銘柄に適用される制限があります。共通ルール・銘柄ルールに分けて解説します。
暗号資産の送金全般に適用される共通ルール
GMOコインから外部へ暗号資産を送付する際は、銘柄を問わず以下のルールが適用されます。
- 初めての送付先に送金する際は、事前に宛先登録の作業が必須
↳ 送金先に関する一定の事項をGMOコインに申請する
↳ 審査完了後に送金が可能になる - ペイジー経由の入金は送金に制限がかかる
↳ 収納機関と金融機関を結ぶネットワークPay-easy経由で入金した場合の制限
↳ 入金相当額の外部送金が7日間制限される - 受付時間は24時間365日
↳ しかし毎週土曜日の9:00~11:00は定期メンテナンスで、ログイン不可 - 送金手数料は無料だがネットワーク手数料は必要
↳ ネットワーク手数料(ガス代)は発生する
↳ ここでの「無料」は別途手数料としてGMOコインに徴収されない事を指す
① 宛先登録の作業が必須
トラベルルールによる送金規制の一環で、送金先に関する一定の事項を取引所に事前登録することが義務付けられています。注※同じ送付先でも、銘柄ごとに宛先登録の作業が必要です。
(*’ω’*)σ 今回は、自分のMetaMaskを送金先として宛先登録する場合の操作手順を解説。
▼ 宛先登録手順 1
①「ホーム」 ➡ ②「預入/送付」 ➡ ③「ETH」 ➡ ④「送付」 ➡ ⑤「+新しい宛先を追加する」 ➡ ⑥送付先「GMOコイン以外」 ➡ ⑦送付先ウォレット「プライベートウォレット」 ➡ ⑧受取人「ご本人さま」
※今回はイーサリアムの送金先として登録するので、他の通貨を送る際は別途登録作業が必要です。
▼ 宛先登録手順 2
⑨「宛先情報の登録画面へ」 ➡ ⑩メタマスクを開いて「Ethereun Main Network」を選択 ➡ ⑪アドレスをコピー ➡ ⑫自分でメタマスクだと分かる名前を入力 ➡ ⑬先程MetaMaskでコピーしたETHアドレスを貼付 ➡ ⑭「確認画面へ」 ➡ ⑮2か所に✅チェックを入れる ➡ ⑯「登録する」
※⑬は確実にMetaMaskのETHアドレスを貼り付けてください。この作業の最重要ポイントです。
(*’ω’*)σ ⑩・⑪はMetaMask画面です。他はGMOコイン画面です。落ち着いて作業すれば大丈夫。
▼ 宛先登録手順 3
⑰メールが届くので開いてURLをタップ ➡ ⑱内容を確認して「認証を完了する」 ➡ ⑲「宛先リストへの登録手続が完了しました」と表示されたら申請完了 ➡ ⑳審査が済むと送付先に表示されるようになる
※⑰のリンクの有効期限が10分だけなので注意。
(*’ω’*)σ 審査が完了したらメールが届き、送金が可能になります。しばし待ちましょう。
審査時間は、混雑具合や送金先の種別によって異なるようです。通常は数分~数十分程度が目安です。
② Pay-easy利用時は送金が7日間制限される
GMOコインに日本円を入金する際に、Pay-easy(ペイジー)という決済仲介サービスを経由すると、対象額分の出金が7日間制限されます。
対象となるのは即時入金で「りそな銀行・埼玉りそな銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行」を利用する場合です。どうしてもすぐに送金したい場合は、Pay-easy(ペイジー)を経由しないで追加入金し、取引をするしかありません。
(*’ω’*)σ 入金後すぐに送金したい場合は、利用する金融機関に注意が必要です。
③メンテナンス時間帯は送金不可
基本的に24時間365日送金可能ですが、毎週土曜日の9:00~11:00はシステムの定期メンテナンスとなっており、送金だけではなく全ての取引が行えません。頻度は低いですが、時々臨時のメンテナンスも行われます。もし被ってしまったら時間をおいて送金するようにしてください。
④ネットワーク手数料が必要
GMOコインを利用するメリットとして「送金手数料が無料」という条件がありますが、完全にコストゼロで送金ができるわけではありません。GMOコイン側に手数料として支払う額は0円ですが、暗号資産の送金には取引の承認に必要な「ネットワーク手数料」がかかります。いわゆるガス代と呼ばれる手数料で、送金する通貨によってコストは様々です。送金する際はガス代分の余裕を持った資金を準備する必要があります。
銘柄ごとの送金に適用されるルール
送金する銘柄ごとの注意点を以下にまとめました。最小送付数量が定められていますが、口座残高の全額を送金する場合は制限が免除されます。例えばBTCの最小送付数量は0.02 BTCとなっていますが、口座に0.01 BTCしかない場合は0.01 BTCで送金できるという事です。
その他、送金に対応するブロックチェーンにも注意が必要です。受け入れ先のアドレスはGMOコインが送金対応しているチェーンと同じチェーンの物でないと正しく送金する事ができません。
▼ 銘柄ごとの送金設定等
銘柄 | 最小送金数量 | 送金所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
0.02 BTC / 回 | 最短30分 | 全額送金でもブロックチェーンの仕様上546 satoshi (=0.00000546 BTC)以下の数量は送金不可 | |
0.1 ETH / 回 | 最短10分 | Ethereumチェーン(ERC-20)のみ対応 BSC・Arbitrum・Optimism等は不可 | |
0.02 BCH / 回 | 最短60分 | 全額送金でもブロックチェーンの仕様上546 satoshi (=0.00000546 BCH)以下の数量は送金不可 | |
0.1 LTC / 回 | 最短10分 | 全額送金でもブロックチェーンの仕様上 0.0000546 LTC以下の数量は送金不可 | |
50 XRP / 回 | 最短数秒〜 | ||
100 XEM / 回 | 最短1分〜 | ||
60 XLM / 回 | 最短数秒〜 | ||
40 BAT / 回 | 最短10分 | Ethereumチェーン(ERC-20)のみ対応 BSC・zkSynk等は不可 | |
5 XTZ / 回 | 最短30分 | ||
5 QTUM / 回 | 最短60分 | 全額送金でもブロックチェーンの仕様上 0.000728 QTUM以下の数量は送金不可 | |
1 DOT / 回 | 最短3分 | 全額送金でもポルカドットネットワークの仕様上 Existential Deposit(現在は1 DOT)以下は送金不可 | |
1 ATOM / 回 | 最短1分 | ||
100 XYM / 回 | 最短12分 | ||
10 MONA / 回 | 最短240分 | 全額送金でもブロックチェーンの仕様上 0.0000546 MONA以下の数量は送金不可 | |
10 ADA / 回 | 最短10数分 | 全額送金でもブロックチェーンの仕様上 1 ADA未満の数量は送金不可 | |
0.01 MKR / 回 | 最短10数分 | Ethereumチェーン(ERC-20)のみ対応 BSC・zkSynk等は不可 | |
1,000 DAI / 回 | 最短10数分 | Ethereumチェーン(ERC-20)のみ対応 BSC・zkSynk等は不可 | |
1 LINK / 回 | 最短10数分 | Ethereumチェーン(ERC-20)のみ対応 BSC・zkSynk等は不可 | |
500 FCR / 回 | 最短10分 | Ethereumチェーン(ERC-20)のみ対応 BSC・zkSynk等は不可 | |
100 DOGE / 回 | 最短60分 | 全額送金でもブロックチェーンの仕様上 1 DOGE未満の数量は送金不可 | |
0.1 SOL / 回 | 最短数秒〜 | 全額送金でも0.001 SOL未満の数量は送金不可 | |
100 FLR / 回 | 最短10分 | ||
100 ASTR / 回 | 最短3分 | Astar Network・Astar EVM両方に対応 | |
1 FIL / 回 | 最短5分 | Filecoinアドレス(fから始まる)のみ送金可 FilecoinEVMアドレス(0xから始まる)宛は送金不可 | |
10 SAND / 回 | 最短10分 | Ethereumチェーン(ERC-20)のみ対応 BSC・zkSynk等は不可 | |
50 CHZ / 回 | 最短10分 | Ethereumチェーン(ERC-20)のみ対応 BSC・zkSynk等は不可 | |
NAC | 500 NAC / 回 | 最短10分 | |
AVAX | 0.1 AVAX / 回 | 最短10分 | Cチェーン(0xで始まるアドレス)のみ対応 |
▼ 銘柄による注意ポイント
- 基本的に最小送金数量以下でも、口座残高の全額であれば送金することが可能
↳ しかし銘柄によってはブロックチェーン仕様上の制限があるので表を参照 - 対応チェーンが限られている銘柄がある
↳ ERC-20に限定されている銘柄が多い(BSC・zkSynkは非対応)
↳ ASTRは、Astar Network・Astar EVM両方に対応しているので使いやすい
GMOコインではEthereumチェーン(ERC-20)に対応している銘柄が目立ちますが、Filecoin(FIL)はEVM(Ethereum Virtual Machine/イーサリアムチェーンに対応できる環境)非対応なので注意が必要です。
GMOコインのトラベルルール対応について
トラベルルールとは、不正な資金の流れを抑制するために、送金に関する一定の事項を取引所間で通知する事を義務付ける法律です。各取引所の採用している通知システムや、どこの国に拠点を置いているかによって送金の可否に影響が出てきます。詳しくは以下の記事をご参考下さい。
- トラベルルール規制下での送金作業を完全サポート
- ▶ トラベルルール|送金できる取引所の相関図&各取引所の対応一覧
トラベルルールにより発生する制限
GMOコインは”Sygna”という通知システムを採用しており、国内では多くの取引所で採用されているシステムです。トラベルルールによる送金制限を端的に言うと「日本国内及び通知対象国への送金」が問題であり、プライベートウォレット(MetaMaskなど)への送金はこれまで通り可能です。
▼ 各取引所の採用する通知システムと送金可否の相関図
▼ 現状のGMOコインにおけるトラベルルール対応
- 異なる通知システムを採用している取引所への送金は不可
↳ Sygna採用のため、TRUST・GTR採用の取引所へは送金できない
↳ 入金については、そもそも通知システムが異なるため送金元でNGとなる - 通知システムを採用していない取引所への送金は不可
↳ 厳密な法令順守の観点から、送金情報が通知できない取引所へは送金不可
↳ 入金は基本的に可能(個別審査によりNGとなる可能性はあり) - 通知対象国に拠点を置く取引所へは一時送金停止中
↳ 法律等で定められた通知事項を相互に通知できる体制が整備できたら緩和予定
↳ 入金は基本的に可能(個別審査によりNGとなる可能性はあり) - 銘柄による送金制限などは告知無し
2024年10月現在、GMOコインはトラベルルールによる制限の他に、独自の判断により通知対象国への送金を停止中です。(公式サイトでは「対象国が追加される可能性有り」と記載されています)
(;’ω’*)σ 国内取引所では、TRUST採用のCoincheckとbitFlyerへの送金ができなくなっています。
GMOコインから送金できる取引所一覧
▼ 主要な取引所間との送金可否
bitbank・SBI VC Trade DMM Bitcoin・Bitpoint Zaif・BitTrade・CoinTrade OK Coin Japan LINE Xenesis・Rakuten Wallet | KuCoin | Coincheck・bitFlyer CryptoGarage・Binance Japan Bybit・Bitget・Gate.io MEXC・kraken・coinbase crypto.com・BingX他多数 |
GMOコインは厳密な法令順守の姿勢を示しており、海外への直接送金はほぼ絶望的な状況です。
(*’ω’*)σ でも大丈夫です!ワンクッション挟めば、送金できる方法が多数あります。
GMOコインから送金できない場合の対策
直接送金ができない送り先でも、迂回ルートを使えば送金が可能になります。
- 通知システムが異なる取引所への送金
- 通知対象国に拠点を置く取引所への送金
上記2パターンを攻略する方法を、3つ解説します。
1.トラベルルール規制対象外の取引所を利用する
まずは、通知対象国以外に拠点を置く取引所を利用する方法です。KuCoin(セーシェル)などの海外取引所を経由すれば、異なる通知システムを採用する取引所や、通知対象国に拠点を置く取引所への送金が可能になります。
例/GMOコインからCoincheckにXRPを送金したい場合(通知システムが異なる場合)
送金元 | 送金先 | 作業 | |
---|---|---|---|
手順① | GMOコイン/Sygna | KuCoin/規制対象外 | KuCoinを宛先登録 KuCoinにXRPを送金 (最低送金数量50XRP~/送金手数料無料) |
手順② | KuCoin/規制対象外 | Coincheck/TRUST | CoincheckにXRPを送金 |
通知対象国に拠点を置くMEXC(シンガポール)に送金したい場合も、同様の方法で送金が可能です。2024年5月のトラベルルール改定で通知対象国が増えたため、規制対象外の海外取引所は激減してしまいました。
(*’ω’*)σ 海外の取引所は資産運用プログラムも充実しています。運用も視野に入れるならこの方法
2.プライベートウォレットを利用する
新しく口座を増やさず手軽に送金したい場合は、プライベートウォレットを利用すると便利です。
▼ よく利用されるウォレットと対応チェーン
MetaMask | Trust Wallet | Phantom Wallet | Xverse Wallet | Safepal Wallet | |
---|---|---|---|---|---|
BRC-20 / BTC | △ | ○ | △ | ○ | ○ |
Ethereum / ETH | ○ | ○ | ○ | — | ○ |
Solana / SOL | △ | ○ | ○ | — | ○ |
Polygon / MATIC | ○ | ○ | ○ | — | ○ |
Ripple / XRP | △ | ○ | △ Wrapped XRP(Sollet) | — | ○ |
公式サイト | 公式サイト 詳細記事 | 公式サイト 詳細記事 | 公式サイト | 公式サイト |
※MetaMaskは拡張機能「MetaMask Snaps」によりマルチチェーン対応が可能になります。欲しい機能だけを付加し、BTCやSOLの送金にも対応できます。
ウォレットにより対応銘柄が違いますが、Trust WalletとSafepal Walletはマルチチェーン型で、多くの銘柄に対応しています。公式サイトからアプリをダウンロードし、アカウント作成とシークレットリカバリーフレーズをメモすれば、すぐに利用開始できます。
(*’ω’*)σ 個人情報の入力や本人確認の必要がないので、手軽に利用しやすいメリットがあります。
【参考】以下の記事では比較的制限の強いGMOコインから、ウォレットを経由して海外取引所Bybitへ送金する手順を、全て画像付きで解説しています。
🔹Phantom Wallet経由でSOLを送金する手順 🔹実測値/総所要時間16分程度、手数料総額7円程度~ 🔹実際の作業手順をフルスクショで公開中 >>こちらから | |
🔹Trust Wallet経由でXRPを送金する手順 🔹実測値/総所要時間9分程度、手数料総額0.0343円程度~ 🔹実際の作業手順をフルスクショで公開中 >>こちらから |
▼ プライベートウォレット経由時の注意点
- 利用するウォレットや銘柄によっては手数料が割高な場合がある
- 取引所に比べて、ややサポート体制が劣る
↳ 公式サイトが日本語に対応していないとFAQを読んでもイマイチ分かりにくい - 送金に使うチェーンによっては、別の銘柄でガス代の用意が必要な場合もあり
↳ 例/ETHをガス代の安いBinance Smart Chain(BSC)で送金する際はBNBが必要
例/GMOコインからbitFlyerにETHを送金したい場合(通知システムが異なる場合)
送金元 | 送金先 | 作業 | |
---|---|---|---|
手順① | GMOコイン/Sygna | MetaMask/規制対象外 | MetaMaskを宛先登録 MetaMaskにETHを送金/ERC-20 (最低送金数量0.1ETH~/送金手数料無料) |
手順② | MetaMask/規制対象外 | bitFlyer/TRUST | bitFlyerにETHを送金 (最低送金数量の設定無し/手数料は時価) |
通知対象国に拠点を置くMEXC(シンガポール)に送金したい場合も、同様の方法で送金が可能です。
(*’ω’*)σ MetaMask側の最低出金数量は設定無しですが、あまり小額だとガス代がもったいない!
3.別の国内取引所を利用する
GMOコインは通知対象国への送金を一律に停止していますが、他の国内取引所では停止していない所もあります。海外取引所の口座を増やしたくない場合にオススメのルートです。
例/GMOコインからMEXCにXRPを送金したい場合(通知対象国へ送金する場合)
送金元 | 送金先 | 作業 | |
---|---|---|---|
手順① | GMOコイン/Sygna | BITPOINT/Sygna | BITPOINTを宛先登録 BITPOINTにXRPを送金 (最低送金数量50XRP~/送金手数料無料) |
手順② | BITPOINT/Sygna | MEXC/Sygna (通知対象国:シンガポール) | MEXCにXRPを送金 (最低送金数量5XRP~/送金手数料無料) |
GMOコイン・BITPOINT共に送金手数料無料なので、迂回しても比較的コストを抑えた送金が可能です。
GMOコイン送金に関してよくあるQ&A
GMOコインからの送金トラブル時に、よくある質問をまとめました。
Q.どこでつまづいているか分からない・・・
時系列に沿って、原因を見つけて対処しましょう。
- 日本円入金時にPay-easy経由で入金した
↳ Pay-easyを利用すると、入金相当額の出金・送金が7日間制限されます
↳ 急ぎの場合はPay-easyを利用せず、追加で即時入金をするしかありません - 宛先登録が正常に済んでいない
↳ 審査中・または審査NGの場合は送金不可
↳ 宛先登録で誤ったアドレスを登録していないかも確認 - 送金画面で最後まで操作が完了していなかった
↳ 送金申請受付のメールが来ているか確認 - ネットワークの混雑で送金に時間がかかっている
↳ 少し待って様子を見ましょう - 受取側での確認作業が済んでいない
↳ 取引所によっては入金時に送金元に関する一定の事項を確認する作業が必要
↳ 入金後、設問に入力しないと残高に反映されない取引所もある
Q.トラベルルールは入金にも制限があるの?
トラベルルールで制限が発生するのは「送金時」です。基本的に送金できたものは受け取れるので、入金には制限が無いと言えます。ただ、取引所によっては入金時に送金元の確認作業が必要な場合があるので注意が必要です。
(*’ω’*)σ GMOコインでは「未反映リスト」の設問に回答後、残高に反映される仕様です。
Q.トラベルルールは今後強化される?緩和される?
これはどちらとも言えません。多くの取引所がトラベルルールの規制を逃れるために通知対象国以外に拠点を移すようなことがあれば、秩序維持のために規制は強化されるかもしれません。
一方、GMOコインでは通知対象国への送金制限を緩和する可能性もあるとの事なので、各取引所の判断やWeb3情勢によって、状況は流動的に変わっていくと考えられます。
(*’ω’*)σ 暗号通貨を人々の豊かな生活のために、正しく利用していくことが大切ですね。
GMOコインは送金に便利な取引所ですが、資産運用プロダクトも充実しています。
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