数多く存在する暗号資産取引所、どこで口座開設するか迷ってしまう方も多いでしょう。結論を言えば「利用したいサービスを提供している取引所」で口座開設し、用途に合わせて使い分けるというのがベストな選択です。
(*’ω’*)σ 1つにしぼる必要はなく、自分にとってメリットのある部分だけ利用すればOKです。
デメリットはどこの取引所にも多少あるので、その部分は補える別の取引所を利用すればよいのです。
ということで今回は「初心者におすすめの取引所」として紹介されていることが多いCoincheckの、他社には無いサービスや、優れた部分をクローズアップして解説します。
(*’ω’*)σ トレード等の運用方法は考えていない方でも、活用できるプロダクトが多数あります。
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Coincheckの概要・特徴
Coincheckは2012年8月に「レジュプレス株式会社」として創業、2年後の2014年8月に暗号資産取引サービス「Coincheck」を提供開始しました。
(*’ω’*)σ その後、2017年3月に「コインチェック株式会社」と社名を変更しました。
▼ Coincheck基本情報
会社名 | コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck, Inc.) |
設立 | 2012年8月28日 |
資本金 | 3億8,500万円 |
登録 | 関東財務局長 第00014号 |
取扱通貨数 | 【販売所/28通貨】 BTC,ETH,ETC,LSK,XRP,XEM,LTC,BCH,MONA,XLM,QTUM,BAT,IOST,ENJ,SAND,DOT FNCT,CHZ,KINK,MKR,MATIC,APE,AXS,IMX,WBTC,SHIB,AVAX,BRIL 【取引所/9通貨】 BTC,ETH,LSK,MONA,PLT,DAI,WBTC,BRIL,FNCT |
取引手数料 | 【販売所】無料(別途スプレッドが0.1~5%程度発生) 【取引所】Maker:0~0.05% Taker:0~0.1% |
入金手数料 | 【日本円】銀行振込:無料(利用する金融機関側の振込手数料はかかる) コンビニ入金:3万円未満は770円、3万円以上は1,018円 クイック入金:3万円未満は770円、3万円以上50万円未満は1,018円 【暗号通貨】無料 |
出金手数料 | 一律407円 |
送金手数料 | 各通貨により設定あり(Coincheckユーザー間の暗号通貨送金は無料) |
対応デバイス | PC・スマホ(iOS・Androidともにアプリあり) |
先にデメリットと、使い分けにおすすめの取引所を紹介しておきます。
① 取扱い通貨が17種類というのは国内取引所では標準的な数字です。しかし取引所の対応通貨が6種類というのはやや少ないので、板取引をメインに活用したいのであればデメリットにあたります。
(*’ω’*)σ 板取引をサクサクしたいなら取引量が多くて注文が通りやすいbitbank(ビットバンク)
▼ bitbankの詳細記事はこちら
- 圧倒的に取引量の多い国内取引所 bitbank
- ▶ bitbank(ビットバンク)でレンディング収益を得る方法|口座開設からの手順を解説【アルトコインにも対応】
② 各種手数料が、他の国内取引所に比べて同等~やや高めの設定です。アクティブに送金を行うような口座取引をする場合はデメリットです。
(*’ω’*)σ 送金の機会が多い場合はGMOコイン(送金手数料他、各種手数料が無料)がおすすめ。
▼ GMOコインの詳細記事はこちら
- せっかくの利益、手数料で削られたらもったいない!
- ▶ 【比較表あり】アクティブに送金するなら絶対GMOコイン|入出金送金手数料が無料の取引所
以上2つがCoincheck利用時の主な注意点です。
ここからは、Coincheckの特色やプロダクト展開、利用するメリットの部分についてたっぷり解説します。
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取引アプリが使いやすい
CoincheckはUI・UXに優れており、シンプルな画面で使いやすいことから初心者にもオススメと紹介されることが多い取引所です。とくに取引アプリの評判が良く、ダウンロード数は累計400万DLを突破しています。
▼ Coincheck取引アプリが人気な理由
- デザイン性の高さと目に優しいグリーンを基調としたインターフェイス
- 保有資産はポートフォリオ形式と推移形式で表示できて、視覚的に把握しやすい
- 口座残高は最新レートでの日本円換算値も表示されるので、一目でわかりやすい
「入金・売買・送金・出金」一通りの利用をアプリで完結できるのはもちろんの事、「見やすい・分かりやすい」というのは資産を管理する上で大きなメリットです。
アプリから取引所を利用したい場合、少し奥まった所に入口があるのでスクショで説明します。
▼ Coincheck取引アプリの取引所を表示する方法
①「ディスカバー」 ➡ ②ずーっと下にスクロールして「FAQ/問い合わせ」 ➡ ③またずーっと下にスクロールして「ビットコイン取引所」 ➡ ④現物取引の横から通貨を選択できます
(;^ω^)σ まさかの場所に、隠し部屋的な取引所です。
Coincheckのプロダクト展開
▼ 各プロダクトの概要
販売所・取引所 | ・ 販売所/28通貨 BTC,ETH,ETC,LSK,XRP,XEM,LTC,BCH,MONA,XLM,QTUM,BAT,IOST,ENJ,SAND,DOT FNCT,CHZ,KINK,MKR,MATIC,APE,AXS,IMX,WBTC,SHIB,AVAX,BRIL ・ 取引所/9通貨 BTC,ETH,LSK,MONA,PLT,DAI,WBTC,BRIL,FNCT |
Coincheckつみたて (積立購入サービス) | ・ 月1万円~利用可能で取り扱っている17銘柄とも対応 ・ アカウントに入金しなくても銀行口座から直接引き落とし ・ 購入ペースは「毎日・月1回」から選択可能 |
貸暗号資産サービス※ (レンディングサービス) | ・ 19銘柄対応で貸出期間期間によって年利1~5%の収益 ・ 各通貨とも日本円で1万円相当~利用が可能 |
Coincheckでんき※ | ・ 電気代の支払金額から一定割合のBTC還元が受けられる |
Coincheckアンケート | ・ アンケート回答サイト「マクロミル」のポイントを交換できる ・ ポイント交換できる通貨はBTC・ETH・XRP |
Coincheck IEO | ・ トークンの利用で企業やプロジェクトを支援して還元を受ける ・ 第1弾のHashPaletteでは大きな成果を生んだ (PLTトークン) |
Coincheck NFT(β版)※ | ・ Coincheckが運営するNFTマーケットプレイス ・ オフチェーン取引でガス代(ネットワーク手数料)が不要 |
※印のついた3つのプロダクトはCoincheckを利用するメリットとして重要なので、後程詳しく解説します。
(*’ω’*)σ 最近はポイ活サイトと取引所の連携が増加傾向の中、Coincheckはマクロミルと提携。
Coincheckの口座開設手順
スマホ・メールアドレス・本人確認書類の3点を用意してから始めます。
(本人確認書類は免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きの身分証明書です)
PCからも登録は可能ですが、スマホなら本人確認の撮影まで簡単に作業できて便利です。
まずは公式サイトにアクセスします >> Coincheck
▼ スマホ画面で手順を解説
①「口座開設(無料)」 ➡ ②「メールアドレス入力」 ➡ ③「パスワード入力(半角英字+数字)」 ➡ ④「私はロボットではありませんにチェック」 ➡ ⑤「登録する」 ➡ ⑥「”メールを送信しました”と表示されるのでメールを確認」 ➡ ⑦「confirm your email addressの下のURLをクリック」
この後、登録したメールアドレスとパスワードでログインし、本人確認を完了します。
- 利用規約等を確認して「同意する」をタップ
- 電話番号を入力してSMSに送信された6桁の認証コードを入力
- 基本情報(氏名・生年月日など)を入力
- 画面の指示に従って本人確認書類と顔を撮影
初めての口座開設の場合は顔写真の撮影などに戸惑いを感じるかもしれませんが、どこの取引所でも同じような手順を踏んで口座開設をすることになるので、心配せず画面の指示通りに作業を進めて大丈夫です。
(*’ω’*)σ 以上で作業完了です。あとは審査が終わるまで待つだけです。
審査が完了するとメールで通知が届きます。公式サイトでは「最短翌日に審査完了」と記載されているので、実際に取引できるのは翌日以降になります。
▼ アプリのダウンロードはこちらから
Coincheckで口座開設するメリット3つ
Coincheckはいわゆる「トレーダー向け」ではありませんが、暗号資産に慣れ親しんだり、コツコツと資産を貯める口座としては非常にオススメです。
(*’ω’*)σ 他社には無いプロダクトや他社より条件の良いサービスについて重点的に解説します。
”Coincheckでんき”でビットコイン還元が受けられる
Coincheckでんきは、支払った電気料金の最大7%がビットコインで還元されるサービスです。
2016年の電力自由化に伴い、丸紅新電力と提携してスタートしました。Coincheckで口座開設後に公式ページから申込みをするだけで簡単に利用ができます。
Coincheck口座開設はこちらから >> Coincheck
- 光熱費というランニングコストから還元が受けられる画期的なサービス
- 自己資金で購入しなくても毎月口座残高にビットコインが加算されていく
- 対応エリアは一部離島を除いた全国となっており、切替えは無料
口座に付与されたビットコインは、そのまま売却や運用もできるので使い勝手が良く、将来ビットコインの価格が上がれば利幅が広がる事も期待できます。
(*’ω’*)σ 現金で還元されると浪費しがちですが、BTCなら貯蓄が苦手な方でも貯めやすい。
さらに支払いにビットコインが還元されるクレジットカード「bitFlyerクレカ」を利用すれば、BTCダブル還元も可能です。手順や詳細は個別記事でまとめてあるので、気になった方は下記からご覧ください。
▼ Coincheckでんきの詳細とBTCダブル還元を受ける方法
- 発想転換|ランニングコストが実は収益源にもなる方法
- ▶ 「Coincheckでんき」×「bitFlyerクレカ」でビットコインをダブル還元|光熱費の支払いを最適化せよ!
NFT取引プラットフォーム”Coincheck NFT”が利用できる
”Coincheck NFT”はコインチェックが運営しているNFT取引プラットフォームです。
対応チェーン | イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon) |
トークン規格 | ERC-721 |
対応通貨 | BTC, ETH, MONA, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, XLM, QTUM, BAT, IOST, ENJ, OMG, PLT, SAND, DOT |
▼ Coincheck NFT 主なメリット
- Coincheck NFT内はオフチェーン取引なのでガス代が不要
(Metamaskを連携すれば、他のNFTプラットフォームでの取引も可能) - 対応通貨が17種類と豊富なので、柔軟な取引がしやすい
- Open Seaなどに比べて簡単に利用できるので、NFTビギナーにも優しい
2023年1月現在、取扱いは15タイトルです。
(*’ω’*)σ 詳しく解説すると膨大な量になるので、サクッと要点だけまとめておきます。
▼ 取引可能なタイトルと概要
タイトル名 | カテゴリ | 概要 |
---|---|---|
The Sandbox | メタバース | ・LANDという土地を購入できる(発行上限166,464区画) ・LAND上でコンテンツ作成や、土地として賃貸も可能 |
Decentraland | メタバース | ・LANDという土地を購入できる(発行上限90,601区画) ・LAND上でコンテンツを作成し、入場料を得られる |
GENSOKISHI ONLINE | メタバース | ・LANDという土地を購入できる ・LAND上でコンテンツを作成し、入場料を得られる |
Otherside | メタバース | ・Otherdeedという土地を購入できる ・アメリカのYuga Labsが主導するプロジェクト |
Mutant Ape Yacht Club | アート | ・アメリカのYuga Labsが制作するNFTコレクション ・Ape猿キャラの突然変異版というコンセプト |
ArtBlocks | アート | ・ジェネラティブアートのNFTコレクション ・コンピュータアルゴリズムによる偶然性を要素に制作 |
Generativemasks | アート | ・日本発信のジェネラティブアートNFT ・リロードする度に配色の異なるマスクが自動生成される ・上記”Generativemasks”の3D版もある |
Meebits | 3Dキャラ | ・CryptoPunksの開発を手がけるLarva Labs社がリリース ・メタバースのアバターとして使用可能 |
Moonbirds | プロフ画像 | ・フクロウをモチーフにしたプロフ画像のNFT ・ネスト(巣)と呼ばれるステーキング機能が利用可能 |
Joyfa | ファッション | ・NFTスニーカー・NFTドレスの売買が可能 ・メタバース内でアバターに着用させることが可能 |
CryptoSpells | トレカ | ・トレーディングカードゲームに使えるNFTトレカ ・レア度の高いカードは高値で取引される |
Sorare | トレカ | ・現実世界で活躍するサッカー選手のNFTトレカ ・設定選手の現実世界での活躍がスコア化されるゲーム |
NFTトレカ | トレカ | ・アイドルグループ「SKE48」のデジタルトレカ ・運営元Coinbook社は2022年9月にサービス終了 |
ENS | WEB3版DNS | ・Ethereum Name Serviceの略 ・ETHアドレスを任意の文字列に変更できるサービス |
NOT A HOTEL | 会員権 | ・豪華な宿泊施設を利用できる会員権と宿泊券 ・その他イベント参加や、隠れ家的飲食店の利用も可能 |
メタバースビジネスへの注目が高まっており、参入したいと考える個人や企業は今後も増加することが予測されます。実際の土地のように、メタバース内の開発状況によっては値上がりすることも期待できます。
(*’ω’*)σ メタバースで利用できるアバターやファッションも、注目度大のアイテムですね。
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19銘柄対応のレンディングサービス”貸暗号資産”が利用できる
Coincheckの貸暗号資産は19銘柄対応で、各通貨とも1万円相当の数量から利用することが可能です。
対応銘柄/BTC, ETH, ETC,MONA, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, XLM,QTUM, BAT, IOST, ENJ, OMG, PLT, SAND, DOT,XYM
(*’ω’*)σ アルトコインまで幅広く対応しているので、利用者側は使いやすいですよね。
▼ レンディングはこんな人におすすめ
- 長期的な投資を考ている人
- 円安対策などで当分売る予定の無い暗号資産を保有している人
- 売買のタイミングを迷ったりせず手堅く運用したい人
簡単に利息収入を得ることが可能なため、一時期は混雑していてなかなかスタートできませんでしたが、現在は徐々に緩和している様子です。
貸出期間 | 獲得年利 |
---|---|
14日間 | 1% |
30日間 | 2% |
90日間 | 3% |
180日間 | 4% |
1年間 | 5% |
貸出期間中はロックされて資金移動ができなくなるので、申請は計画的に行う必要があります。
(*’ω’*)σ 申請後は待つだけ。トレードのように大きな利益は出ませんが、初心者向けの運用方法。
今回は、Coincheckの他社には無いサービスや、利用しやすいコンテンツについてご紹介しました。
(*’ω’*)σ アプリのUIが本当に秀逸なので、デザインにこだわる方は是非 Coincheck!
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