資産が育つ！Bybitステーキングの始め方｜160銘柄以上に対応2024年3月大幅アップグレード

「ステーキング」は難しい技術や知識が無くてもコツコツ稼げる運用方法として人気ですが、今回は圧倒的に取扱銘柄が多くて使いやすいBybitのステーキングについて解説します。

「ステーキング」は

1. 　通貨を預け
2. 　暗号資産のネットワークや流通の維持に貢献し
3. 　対価として報酬を得る

という仕組みの資産運用方法ですが、実際にやることは「通貨を預けるだけ」、基本的に放置でOKです。実に合理的な仕組みで報酬の受取が可能となるシステムなのですが、今回はBybitステーキングの解説なので仕組みの小難しい話は割愛します。

よくある解説で「ステーキング中の銘柄が下落すると損をするので注意」という話がありますが、視点を変えれば「下落中でも数量は着々と増やす事が可能」であり、先を見越して運用すればリスクを軽減する事もできます。

Bybit Staking｜ バイビットステーキングの概要・特徴

Bybitのステーキングには「積立」と「定期」の2種類があり、以下のような特徴があります。

積立プランは払戻し自由なプランのサービス名で、積立購入するわけではないので紛らわしい名称に注意が必要です。また、定期プランでは一部銘柄で90日の長期プランや、キャンペーン的な短期プランも実施されています。

▼　2024.3.1現在実施中のキャンペーンプラン

なんとBybitの基軸通貨であるUSDTで年利100％のプランが実施されています。今回は初回限定の条件付きですが、通常の積立プランも年利20～25％程度で提供されているので、2回目以降の方も好条件で運用できる注目ポイントとなっています。

ステーキングプランと対応銘柄

ステーキングはBybit創業時から人気のプロダクトですが、暗号資産市場の状況やユーザーのニーズを反映して、何度か仕様が変更されています。

▼　主なアップデート履歴

ランク別年間収益率は、預入総数が少ないうちは利率が高く設定されているため、少額から運用をスタートしたい方には有利な仕様となっています。

下記BTCステーキング画面のスクショでは、0.05BTCまでの預入れなら5％。0.05BTCより多く預入れた場合は1％の年利が適用されるという事が分かります。

操作としてはステーキングするBTC数量を指定してスタートするだけで、変動利回りの様子は「24HリアルタイムAPR」から閲覧することができます。

預けるだけで利息がもらえるというシンプルなプロダクトではありますが、そもそもステーキングの対応銘柄や利率・利用数量などはどういった基準で設定されているのか疑問に感じる方もいるかもしれません。

これは本当にザックリとした傾向ですが…

• 　取引所が資金を集めたい銘柄は、ステーキングに有利な設定になっている傾向がある
  　　↳ 多くのユーザーが利用するように、高利率や少額運用が可能な設定になっている
• 　取引所が資金を集めたい銘柄＝今後の動きに期待が持てそうな銘柄だと推測できる
  　　↳ 見込みがあると考えられる銘柄だからこそ、取引所が資金を集めている

BybitではステーブルコインのUSDTを基軸通貨（国内取引所だと日本円が基軸通貨にあたる）として取引を行うので、プラットフォームには十分なUSDTが必要です。そのため比較的USDTの利率は高めの設定になっている時期が多く、2024.3.6時点のUSDTステーキング画面は以下のようになっています。

2022年秋ごろまでは、払戻し自由プランのUSDT年利は12％でしたが、暗号通貨冬の時代到来とともに利率は5.5％まで下がり、2024年3月現在の年利は20～25％程度と爆上がりしています。

※利率は1時間ごとに調整されているので、ステーキング開始時はご自身での確認も必須です。

価格が1ドルに連動するステーブルコインUSDTの利率は、市場や取引が盛り上がっている時ほど高くなる傾向にあります。これはBybitが多くの取引に対応できるよう資金を集める手段でもあり、暗号資産運用時の判断材料にもなります。

積立プラン｜いつでも払戻し自由

2024.3.6時点で127銘柄を取り扱っており、そこそこメジャーな通貨であればだいたい対応しています。

王道銘柄・DeFi関連・GameFi関連・ミームコインなど様々なジャンルの銘柄を取り扱っています。リアルタイムの対象銘柄は公式サイトから閲覧可能で、Bybitに登録すると各銘柄利用時の詳細まで見ることができます。

▼　積立ステーキング　銘柄選択画面

• 　利率は変動制で1時間ごと最適に調整された数字が適用される
  　　↳ 変動制になったことで、余裕があるときはユーザーへの還元率がアップされる
• 　利回り計算は即日スタートされ、翌日から毎日口座残高に加算される
  　　↳ UTC時刻を基準としているので、日本時間ではAM9:00に利息額が確定する
• 　払戻しはいつでも可能、一部解除もできて即時口座に反映される
  　　↳ 一部解除の例／100 USDTの内、50 USDT払戻し・50 USDT継続という使い方も可能

スタート・ストップがいつでもできるフレキシブルな仕様で対応銘柄も多いことから、口座にある資金を無駄なく運用することが可能です。しかし変動利率制であるため利息額は流動的に変化し、計画的に計算して運用収益を得ることは難しくなっています。

このあと必要事項を入力して本人確認を済ませれば、即日運用スタートが可能です。

定期プラン｜一定期間資金ロック

定期プランは固定利率で計画的に運用したい方に向いていますが、2024.3.8時点で対応している銘柄は15種類のみとなっています。

定期プランは期間と利率が固定されているので、利幅を確定してスタートすることができます。上記画像の”SOL／30日／5.2%”であれば、スタート時に30日間は年利5.2%で運用される事が約束されます。これが積立プランの場合だと利率が変動制のため、30日後には年利が1％に下がっている可能性もあるわけです。

▼　SOL利息の計算例

上記は”SOL／30日／5.2%”の条件で10 SOLを運用した場合の計算例です。スタート前に利息の計算ができるため、計画をたてて運用をすることが可能です。

▼　定期プラン利用時に考慮する事

• 　期間中は資金がロックされて動かせなくなる
  　　↳ もし途中で暴落しても期間満了まで待つしかない
  　　↳ 同銘柄でショート注文（ショートヘッジ）するなど、多少の対応策はある
• 　トレンド性の高い銘柄はタイミングに注意
  　　↳ 人気が落ちれば価格も一気に下がりやすい
  　　↳ 一過性の人気であれば、無価値同様の価格まで落ちて戻らない場合もある

取引所が専門的視点から収益性があると判断した銘柄だからこそ、利息を配布するステーキングプランが提供されているわけですが、それでもやはり一定のリスクは存在します。

どちらのプランを利用するべきか？リスクは？

以下の図は目的や銘柄に合わせた運用例です。TPOに合わせて使い分ける感覚でプラン選択をすると良いことが分かると思います。

使うあての無い余剰資産は積立ステーキングで運用しておけば、毎日着々と数量を増やしてくれます。チャンスが来たらすぐに資金を動かせるので、無駄なく手元資金を活用することが可能になります。

▼　プラン使い分けでリスクを軽減

ステーキングは年利の数字に目が行きがちですが、資金を動かせる状態にしておきたい場合は積立ステーキング、手堅く運用したい場合は定期ステーキングなどのように、運用予定に合わせた使い分けがリスクヘッジにも繋がります。

▼　銘柄選定でリスクを軽減

• 　長期的に見込みのある銘柄やステーブルコインで運用する
  　　↳ 下がってもまた上がると考えられるBTC・ETHなど
  　　↳ ボラティリティ（価格変動）の少ないUSDT・USDC・DAIなど
• 　トレンド銘柄は短期で決済する方向で考える
  　　↳ トレンドが続いているうちに決着をつける
  　　↳ 一旦下落すると二度と浮上しない可能性もあるので早めに決断する

やはり価格変動の大きいアルトコインは扱いが難しいので、慣れるまではマイナーなコインに手を出さないというのも一つの選択肢です。

ステーキングにおすすめの銘柄

初心者の方や、極力リスクを低くしたい方はステーブルコインでの運用がおすすめです。

▼　ステーブルコインとは？

• 　価格の変動幅（ボラティリティ）が小さく法定通貨の代替的機能を果たすコインの事
• 　暗号資産でありながら変動の少ない通貨として資産管理に重宝されている
• 　Bybitのステーキング対応銘柄では、「USDT」「USDC」「DAI」が該当
• 　日本円に連動したJPYC（JPY Coin）というステーブルコインもある（Bybit取扱い無し）

大手の海外取引所では様々な国のユーザーが取引を行うことから、特定の国の法定通貨ではなくステーブルコインを基軸通貨として運営されることが一般的です。

　✅ 円滑な運営には十分なステーブルコインが必要
　　↳ 資金を集めるために高利率でステーキングサービスを実施

　✅ 潤沢な資金があれば多くの取引に対応できる
　　↳ 多くの取引手数料が取引所に集まる

　✅ ステーキングしてくれたユーザーに多くのリターンを支払うことが可能
　　↳ ユーザーは効率良く利益が得られるため、さらにステーキングする

▼　ステーブルコインのステーキングプラン選択画面／2024.3.9時点

スクショの時点ではUSDTの変動利率が28.5%まで上昇しており、仮に100USDT（≒14,900円）をステーキングしている場合、1日あたり11円程度の利息が残高に加算される計算になります。※1㌦149円で計算

【比較】※11円の利息を日本円の普通預金で得る場合、100万円を1年間預ける必要があります。

ちなみにドルに連動したステーブルコインは、円安時に日本円に換金することでさらに利幅が広がります。

ステーブルコインがおすすめな理由は…

1. 　ステーキング最大のリスクポイント「預入中の価格暴落」を回避
   　　↳ 100％安全とは言い切れないが、かなりの高水準で安定した価格維持が可能
2. 　取引所が資金を集めるために高利率で実施されている可能性が高い
   　　↳ 潤沢な資金により取引が活性化され、手数料収益が増えればリターンも大きくなる

▼　ADAとUSDT・DAIの価格推移比較

【注意】※ステーキングで増えるのはコインの枚数です。コイン自体の価値ではありません。

したがって枚数が増えてもコイン自体の単価（相場）が下がれば、損をすることもあります。

暴落のリスクが下がる代わりに、価格高騰で爆益というチャンスも無くなりますが、コツコツ利益を出す方法としてはやはりステーブルコインがおすすめです。

▼　価格変動が大きい銘柄でステーキングすると・・・

• 　相場の変動が気になって1日中ソワソワしてしまう
• 　下落したらせっかくの利益も相殺されてしまう
• 　経験が浅いうちはメンタルをやられかねない

Bybit Staking｜バイビットステーキングのメリット

暗号資産のステーキングは年利が高いことも特徴で、預けるだけで少しずつ着実に資産を育てることが可能です。低リスクに暗号資産運用を始めたい方にも最適な方法と言えます。

▼　日本円預金との比較

上記は一般的な数字とBybitで実施実施されているプランの一例ですが、暗号資産を預けた方が圧倒的に利幅が大きいことが分かります。もちろん市場は常に変化しているため概算の数字ですが、リスクを軽減して運用する方法もあるので合わせて解説していきます。

Bybitステーキングは「誰でも簡単・使いやすい・資産を有効活用」と、嬉しい仕様が詰まった人気のプロダクトです。資金を預けるだけで利息が積み重なっていくので、モチベーションを維持した資産運用が実現されていくのを感じられるはずです。

高度な知識が無くても収益を得られる

＼　高度な分析やマメな操作は不要！　／

① 預ける　➡　② 待つ　➡　③ 利息をもらう

Bybitのステーキングは手順がシンプルで、画面操作もわかりやすい事が特徴です。

• 　暗号資産運用といえば、トレード？レバレッジ？・・・難しそう！
• 　利確の決断に自信が無いので、何か良い運用方法はないかな・・・
• 　運用に失敗するのが怖くて一歩踏み出せずにいる・・・　　　　　　

こんなふうに悩んでいる方こそ、まずはステーキングから始めてみるのがおすすめです。準備として口座開設や送金作業が必要ではありますが、一度やってみれば何てことない作業なので誰でも簡単に利用できる資産運用プロダクトです。

積立ステーキングなら毎日利息がもらえる

積立ステーキング（払戻し自由プラン）なら、毎日自分の口座残高に利息が加算されます。
（開始翌日の午前9時から「日次収益」として毎日入金されます）

変動利率なので日によってバラつきはありますが、波を楽しむ感覚で利息を積み上げていくことが可能です。日次収益（当日中の利益）はリアルタイムの日本円換算値で確認することができます。

▼　Bybitステーキング収益確認画面

※👆Blog用サブアカウントです。金額消し忘れではないので大丈夫です。笑

以前は前日の日次収益が表示されていましたが、Lending統合に伴って変動利率が導入されてからは、リアルタイムの日本円換算値が表示され、日本時間AM9：00にリセットされるようになりました。

自動ステーキング機能がある

自動ステーキング機能は2023年11月に新しく実装された機能で、積立ステーキングの一部銘柄が対象です。公式サイトの最新情報では以下の20銘柄が自動ステーキングに対応しています。

これまでBybitステーキングでは「複利運用に対応していない」という点がデメリットに挙げられてきましたが、一定の条件を満たした場合に自動で元本が増資されるようになり、一歩前進したと言えます。

▼　複利運用のイメージ図

• 　運用で得た収益を当初の元本にプラスして再び投資する
  　　↳元本が大きくなっていくため、利息額も増えていく
• 　利益が利益を生み、雪だるま式に増える効果がある
  　　↳ 加算される利息額が大きくなっていく＝元本の育つスピードが上がっていく

自動ステーキング機能に対応する銘柄では、最小投資額以上の資金がある場合に追加投資を自動化することができます。BTCではステーキングの投資額設定が「最小0.00008 BTC～最大50 BTC」となっているので、日次収益のリターンが0.00008 BTC以上貯まると自動で再投資が行われるという仕組みです。

▼　自動ステーキング設定画面

完全自動化するには以下の点に注意して操作してください。

• 　銘柄ごとにスイッチで簡単に設定ができる
  　　↳ 自動で追加投資したい銘柄だけを設定することができる
  　　↳ アプリや取引画面から1クリックで設定・解除が可能
• 　振替元口座のアカウントに最小ステーキング数量を満たす対象通貨がある事が条件
  　　↳ 日次収益のリターンは資金調達アカウントに加算される
  　　↳ 振替元口座を資金調達アカウントに設定しておけば、完全自動で再投資が行われる

Bybitでは常時複数のキャンペーンが開催されており、豊富な特典が用意されています。

>>　最新｜Bybit開催中キャンペーンの特典一覧と利用方法

▼　開催中のイベントの一部

※これ以外にも短期イベントや新規上場銘柄のキャンペーンが多数開催中ですが、利用しやすい案件に絞ってあります。

Bybitは暗号資産運用をするなら持っておきたい口座の一つです。換金・送金に便利な国内取引所GMOコインと併せて使いやすく、スムーズな運用に欠かせない取引所です。

Bybit Staking｜バイビットステーキングのデメリット

人気の銘柄は早い者勝ち

話題の銘柄や期間限定で利回りの良い銘柄は、あらかじめ決まっている受付枠がいっぱいになりやすいので、出遅れるとステーキングのチャンスを逃すこともあります。

▼2024.3.10時点

キャンペーン的なプランが混雑するのは想定内ですが、2022年秋頃～2023年2月中旬に至るまで、Solana（SOL）に空きの出ない状態が断続的に見受けられました。（※2024年3月現在は定期・積立ともに受付中になっています）

複利運用への対応が弱い

Bybitステーキングは、基本的に複利運用ではありません。

2023年11月「自動ステーキング機能」が搭載され、一定の条件が満たされた場合に複利運用と同様の効果が得られますが、対応銘柄が少なく銘柄ごとの最低投資額以上の残高が必要なことから、今後の展開に期待といったところになります。

Bybit Staking｜バイビットステーキングの始め方

1. 　　Bybitの口座に入金する
2. 　　ステーキングしたい銘柄を購入
3. 　　ステーキング開始　　　　　　　　　　　　　　　　

まだ口座を開設していない方は、簡単なので登録を済ませましょう。

このあと必要事項を入力して本人確認を済ませれば、即日取引スタートが可能です。
Bybitでは常時さまざまなキャンペーンが実施されており、豊富なボーナス受取が可能です。
>>　最新｜Bybitの受取可能なキャンペーン特典一覧と紹介コードを入力するメリット

もっと詳しい口座開設手順や基本操作は以下の記事をご参考ください。
>>　Bybit口座開設からトレードや出金までの流れ｜1記事で基本の使い方をマスター

国内取引所と同じ流れで、簡単に手続き可能です。海外取引所だからと構えなくても大丈夫です。

Bybitの口座に入金する

Bybitには直接日本円の入金ができないので、国内取引所から暗号通貨を送金します。
どこの取引所を使っても良いのですが、GMOコインは送金手数料が無料なのでオススメです。

▼　送金のポイントと作業手順

• 　送金に使う通貨はリップル（XRP）がおすすめ
  　　↳ 送金に特化した通貨で、マイナー手数料が安く、送金処理速度が速い
  　　↳ 既に持っている通貨を送金しても良いが、BTCなどは手数料が高いので注意
• 　国内取引所でXRPを購入してTrust Wallet経由でBybitに送金する
  　　↳ トラベルルールによる送金制限をウォレット経由でクリア
  　　↳ 送金のために新たに口座開設する必要無し

BybitのXRP入金アドレスは以下の手順で確認することができます。XRPの送金時はアドレスの他に「タグ」と呼ばれるサブアドレス的な数字が必要なので、宛先登録時は⑤&⑥の2か所を忘れずにコピペしてください。

▼　Bybitアプリ画面

①「資産」 ➡ ②「入金」 ➡ ③「暗号資産を入金する」 ➡ ④「XRP」 ➡ ⑤「アドレスをコピーできる所」 ➡ ⑥「タグをコピーできる所」

以下の記事ではGMOコインに日本円を入金するところからBybitに送金完了までを、スクショ満載でまとめてあります。よろしければご参考ください。

※2024年5月のトラベルルール改定による規制強化後も、プライベートウォレットを経由する事でGMOコインからBybitへの送金が可能です。

ステーキングしたい銘柄を買う

Bybitに入金が済んだら基軸通貨であるUSDTにトレードし、そこから運用したい銘柄にトレードします。2回トレードする手間に対して少し疑問を感じる方もいるかと思うので、簡単にまとめておきます。

• 　最初からUSDTで送金すればいいのでは？
  　　↳ 日本国内の取引所ではUSDTの取扱いがありません
• 　XRPをステーキングするならトレードの必要無し？
  　　↳ はい。入金したXRPをそのままステーキングする場合はトレードの必要がありません
• 　USDTはクレジットカードやPayPayでも購入できるのに何故わざわざ送金するの？
  　　↳ クレカ決済・電子マネー決済は手数料が高く、購入単価も割高でおすすめできません
• 　XRPから直接運用したい銘柄にトレードできないの？
  　　↳ XRPからトレードできるのはUSDT・USDCのみです

日本国内の取引所では基本的にJPYペアで取引するように、Bybitでも基本的にUSDTペアで取引することになります。そのため資金はUSDTで保有して、必要に応じてトレードするのが定石です。

▼　XRP→USDTにトレード

①「取引」 ➡ ②「現物」 ➡ ③「取引ペア部分」をタップ ➡ ④「XRP」を検索 ➡ ⑤「XRP/USDT」を選択 ➡ ⑥「取引」 ➡ ⑦「XRP/USDT」になっていることを確認 ➡ ⑧「売り」 ➡ ⑨「指値注文」 ➡ ⑩「売りたい単価」を指定 ➡ ⑪「売りたい数量」を指定 ➡ ⑫必ずMaker注文で約定したい場合は✅チェック ➡ ⑬「XRP」を売り

これで「XRPを売ってUSDTを買う」という注文が完了です。⑩で設定した価格でXRPを買いたいという注文が入るまでは待機となります。

▼　設定のポイント

• 　急ぎの時は⑨で「成行注文」を選択すると、その時点の相場価格で即時約定する
  　　↳ その場合は指値の指定は無くなり、ポストオンリー機能も使えない
• 　⑩の「売りたい価格（＝指値）」は、現在価格よりも少し高めに設定する
  　　↳ 高くしすぎると約定されにくいので適度に調整
  　　↳ USDT基準の価格表示なので、分かりにくい場合は下に表示される日本円換算値を参考に
• 　⑪の「売りたい数量」は手入力or下のスライドレバーで設定可能
  　　↳ 一番右なら保有量の全数、真ん中なら半分、その間なら75％を売却となる

XRP→USDTのトレードが完了したら、USDTからステーキングしたい銘柄にトレードします。今回はDYDXを購入する手順で解説します。

▼　USDT→DYDXにトレード

①「取引」 ➡ ②「現物」 ➡ ③「取引」 ➡ ④「DYDX／USDT」を検索して表示させる ➡ ⑤「買い」 ➡ ⑥「指値注文」 ➡ ⑦「注文レート（購入したい単価）」を指定 ➡ ⑧「購入数量」を指定 ➡ ⑨「DYDXを買い」 ➡ ⑩「注文が発注されました」と表示されたら完了

• 　⑪約定するまでは「注文（1）」から内容確認やキャンセルができる
• 　⑫約定後は「すべての注文」から履歴の閲覧ができる
• 　⑬「取引履歴」から約定済みの取引内容が確認できる
  　　↳ ⑭今回のDYDX購入履歴の詳細

ステーキングをスタートする

ステーキングで運用する資産は「資金調達アカウント」に振替える必要があります。

• 　統合取引（UTA）を利用している方／統合取引アカウント→資金調達アカウントに振替
• 　統合取引（UTA）を利用していない方／現物アカウント→資金調達アカウントに振替

▼　統合取引アカウント→資金調達アカウントに振替

①「資産」 ➡ ②「統合取引」 ➡ ③「資金を振替えたい銘柄」を選択 ➡ ④「振替」 ➡ ⑤「振替元を統合取引・振替先を資金調達」に設定 ➡ ⑥「振替する数量」を指定 ➡ ⑦「はい」

現物アカウントから振替えする場合は、統合取引の部分を現物に置き換えて操作してください。

▼　ステーキングプラン選択

①「ホーム」 ➡ ②「資産運用」 ➡ ③「Bybitステーキング」 ➡ 一覧からプランを選択

▼　USDTで積立ステーキングをスタート

①「ステーキングするUSDT数量」を指定 ➡ ②「自動ステーキングのON・OFF」を選択 ➡ ③規約同意に✅チェック ➡ ④「今すぐステーキング」をタップ

あとは待つだけで、開始翌日の午前9時から「日次収益」として毎日資金調達アカウントの残高に加算されます。

Bybit Staking｜バイビットステーキングの使い方

Bybitステーキングはスタートするまでの口座開設や送金などが少々手間なだけで、スタートしてしまえば特にやることはありません。観葉植物のように水をあげたりしなくても毎日すくすくと育ちます。

日次収益と合計利回りの確認方法

放置でOKとは言っても、初めの頃はとくに収益が気になってしまうものです。アプリからでも簡単に確認できるので、出先でも気になったらサッと覗くことが可能です。

▼　収益確認手順

※👆Blog用サブアカウントなので数字も公開しちゃってます

①「資産」 ➡ ②「資産運用」 ➡ ③「Bybitステーキング」 ➡ ④「日次収益」

積立ステーキングは変動利率なので、毎時間の実績が加算されながら表示されていきます。UTC9:00（日本時間AM9：00）にリセットされるので、9：00過ぎに見ると少なくて驚いてしまうかもしれません。

ステーキング解除（払戻し）の方法

積立ステーキングは、いつでも手動で払戻しが可能です。定期ステーキングは期間満了後に自動反映され、期間中に手動で払い戻すことはできません。

▼　払戻し手順

資産画面の資産運用からBybitステーキングに進んで…①「払戻したい通貨」を選択 ➡ ②「払い戻す」 ➡ ③「払戻し数量」を指定 ➡ ④「入金先のアカウント」を選択 ➡ ⑤「払い戻す」

• 　払戻し数量は0.001USDT～指定ができる
  　　↳ 数量入力欄に0.001と薄い表示が出ている（2024.3.10時点）
• 　自動ステーキングONにしている場合は入金先のアカウントに注意
  　　↳ 資金調達アカウントに払戻すと、すぐにまた再投資されてしまう

Bybit Staking｜バイビットステーキングのまとめ

＼　大事なポイントをおさらい　／

• 　ステーキングは暗号通貨を預けて利息をもらう運用方法
• 　トレードのように爆益は狙えないが、初心者でも簡単に収益を得られる
• 　一度設定すれば、あとは基本的に放置していても不労所得が得られる
• 　価格に安定感のあるステーブルコインから始めてみるのがおすすめ　　　

預けて稼ぐステーキングの収益は少しずつで物足りなく感じるかもしれませんが、日本円の預金利息はいくらか知っていますか？冒頭でも触れましたが…

2024年3月現在、1USDT＝約150円／BybitステーキングのUSDT年利は約25％

100USDT（約15,000円）を1年間ステーキングすると25USDT増える

仮に1年後も円安続きで1USDT＝約150円だとすると・・・25USDT×150円＝3,750円　

これは試算の一例なので結果が約束されたものではありませんが、余剰資金で少額運用を考えてみるのは「選択肢として十分アリ」ですBybitはステーキング以外にも資産運用プロダクトが豊富なので、興味を持った方はぜひチャレンジしてみて下さい。

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