2023年6月から暗号資産取引業者に「トラベルルール対応」が義務付けられました。
※2024年5月1日、新たに送金制限がかかる国(通知対象国)が追加され、規制が厳しくなりました。(アラブ首長国連邦・インド・インドネシア・英国・エストニア・ナイジェリア・バーレーン・ポルトガル)
(´・ω・) これにより、今まで可能だった取引所間の送金が一部制限され利用できなくなりました
「資金が引き出せなくなる」「資金を失う」など、不安を感じさせる情報が耳に入る事もあり、暗号資産界隈がザワついています。なぜ、このような状況となってしまったのでしょうか?
- そもそもシステム自体が少々複雑で分かりにくい
- 海外の事業者では一部非公開の情報があり、判断が難しい部分がある
- 導入後も取引所ごとに変更があったりして、いまいちルールが定着していない
端的に言うと「日本国内及び通知対象国への送金」が問題であり、「オフショア取引所(規制が緩い国に拠点を置く取引所)やプライベートウォレット(MetaMaskなど)への送金」はこれまで通りに送金が可能です。
※2024.5.11更新
本記事では現在分かっている内容を体系的にまとめ、図解や一覧表を用いて送金作業をサポートします。直接送金ができなくなったルートについては迂回ルートや対応策をまとめて解説します。
(*’ω’*)σ 各社の告知をできる限り正確に把握し、理解しやすい形でお伝えできればと考えます。
使いやすい取引所口座とウォレットがあれば、柔軟で効率的な暗号資産運用が可能になります。
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とりあえず上記3つを使えば、アクティブな送金を伴う運用がしやすい環境を整えられます。
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↳ 日本人が多く利用する主要海外取引所への送金が制限されていない - Bybit/入出金時の手間が少なく、アクティブに運用できる
↳ 常時約300銘柄対応、国内取引所には無い運用プロダクトが多数利用できる
↳ 送金先の事前登録や、入金時の送付元情報通知などの作業が必要ない - MetaMask/機能性・操作性ともに抜群に使いやすく、様々なWeb3体験が可能に!
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トラベルルールとは?
トラベルルールとは「利用者の依頼を受けて暗号資産の送付を行う暗号資産交換業者は、送付依頼人と受取人に関する一定の事項を、送付先となる受取人側の暗号資産交換業者に通知しなければならない」というルールです。
(*’ω’*)σ 簡単に言うと「誰が誰に送金するか」を送金元から送金先に知らせる義務があるという事
トラベルルールの概要・目的
概要としては「送金に関する詳細情報を通知しないと、資金移動ができない」というものです。
- 通知義務がある事項
・送金人の氏名・受取人の氏名及び居住地
・受取側の暗号資産交換業者の有無と、有の場合はその名称
・受取側のアドレス - 通知義務があるのは通知対象国のみ
アメリカ合衆国・アルバニア・イスラエル・カナダ・ケイマン諸島・ジブラルタル・シンガポール・スイス・セルビア
大韓民国・ドイツ・バハマ・バミューダ諸島・フィリピン・ベネズエラ・香港・マレーシア・モーリシャス
リヒテンシュタイン・ルクセンブルク・アラブ首長国連邦・インド・インドネシア・英国・エストニア・ナイジェリア
バーレーン・ポルトガル(マーカーを引いた8ヶ国は新たに追加された国) - 通知システムは「TRUST/トラスト」と「Sygna/シグナ」の2つがメイン
・異なるシステム間の直接送金は不可
・Binance Japanのみ(Global Travel Rule/グローバルトラベルルール)採用
トラベルルールは約37ヶ国が加盟する国際機関、金融活動作業部会(FATF/Financial Action Task Force)が提唱する指針で、以下の目的で運用されています。
- マネーロンダリングやテロリストへの資金供給を防止
- 不正利用があった際に、追跡ができるようにする
トラベルルールが最初に日本に導入されたのは2022年4月ですが、今回規制が強くなった事で一部の利用に制限がかかる結果となりました。
(´・ω・) 暗号資産は、正しく使えば世界がボーダレスに繫がれる物なのに、非常に残念ですね。
トラベルルール導入で発生する問題
犯罪抑制のためなので仕方ないのですが、善良な一般ユーザーには少々不便な問題が発生します。
- 通知システム(TRUST・Sygna・GTR)をまたいだ直接送金ができない
- 同じ通知システム内でも、システムに対応していない通貨は送金できない
↳ TRUSTは一部の通貨に非対応なので注意
↳ETC・LSK・XRP・XEM・LTC・BCH・MONA・XLM・QTUM・IOST・XYM・DOT・FLR・MATIC・AVAXなど - 入出金の残高反映に時間がかかる可能性あり
- 今後さらに規制が厳しくなる可能性もあり
↳2024年5月、通知対象国が追加され事実上の規制強化となった
通知システムの違いにより大きく2つに分断されたので、これまでよく利用していた送金ルートが利用できない場合、他の方法を考えなければなりません。
(´・ω・)σ 銘柄でも制限がかかる等、通知が必要となる送金は面倒な状況になりました。
また、以前はアドレスを指定するだけで送金できましたが、現在は事前に送金先詳細を登録する作業が必須となっており、手間と時間がかかるようになりました。
(*’ω’*)σ 仕方ないので、この状況に適応して使いやすいルートや取引所を開拓しちゃいましょう!
主要取引所間|送金可否の相関図
※2024.5.11更新
日本国内の主要取引所では「bitFlyer」と「Coincheck」のみがTRUST採用で、他はSygnaとなっています。拠点の所在地または採用している通知システムが不明の取引所は「確認中」に分類しました。
(*’ω’*)σ 相関図は概要の把握用です。各取引所ごとの詳細は別途詳しく記載します。
海外取引所の拠点について
▼ 各社の公式ページやCoinMarketCapを参考にまとめてあります。
拠点が通知対象国内 | 🔹crypto.com/シンガポール 🔹MEXC/シンガポール 🔹Bitrue/シンガポール 🔹CoinCola/シンガポール 🔹Zoomex/シンガポール 🔹Bitget/シンガポール 🔹coinbase/米国 🔹Kraken/米国 🔹Upbit/大韓民国 🔹Bybit/アラブ首長国連邦 🔹Gate.io/ケイマン諸島 🔹OKX/バハマ |
拠点が通知対象国外 | 🔹BITFINEX/バージン諸島 🔹KuCoin/セーシェル 🔹FXGT/セーシェル 🔹CryptoGT/キプロス |
拠点の所在不明 | 🔹BingX 🔹CoinEx |
2024年5月の規制強化でアラブ首長国連邦(ドバイ)が通知対象国に追加されてしまったことで、日本人ユーザーにも人気のBybitへの送金に支障が出ています。送金手数料が無料のGMOコインから送金していた方も多いかと思いますが、GMOコインは厳密に法令順守に努める姿勢であり、直接の送金ができなくなりました。
(*’ω’*)σ 少々手間ですが、プライベートウォレットを経由すれば送金可能です。
国内取引所のトラベルルール対応状況
各取引所の送金可否の状況についてまとめます。
(*’ω’*)σ 銘柄ごとに送金制限がかかっている取引所もあるので、要注意です。
”bitFlyer”ビットフライヤー(2024.4.29更新)
bitFlyerは通知システムに”TRUST”を採用しており、告知が出ている概要は以下の通りです。
- 通知対象国に拠点を置く取引所でも、TRUST採用の取引所なら送金が可能
↳ 所在地にかかわらず、通知システムにSygna・GTRを採用している取引所への送金は不可 - TRUSTに対応していない銘柄は、TRUST採用の取引所間でも送金不可
↳ ETC・LSK・XRP・XEM・LTC・BCH・MONA・XLM・QTUM・IOST・XYM・DOT・FLR・MATIC・AVAX - 通知対象国以外に拠点を置く取引所へは、送金に制限無し
↳ bitFlyerで取扱のあるすべての銘柄が送金可能
注意したい点は、銘柄による送金制限も発生するという事です。例えば、同じTRUST通知システムを採用するCoincheckとの間でも、送金によく使われるXRPを送付する事はできません。公式サイトでは以下の案内が出ています。
▼ 主要な取引所間との送金可否
Coincheck | Bybit・Bitget KuCoin・Gate.io | GMOコイン・bitbank SBI VC Trade・DMM Bitcoin Bitpoint・Zaif・BitTrade CoinTrade・OK Coin Japan LINE Xenesis・Rakuten Wallet MEXC |
”Coincheck”コインチェック(2024.09.06更新)
Coincheckは通知システムに”TRUST”を採用しており、告知が出ている最新情報は以下の通りです。
- 通知対象国に拠点を置く取引所へも、基本的に送金が可能
↳ 所在地にかかわらず、通知システムにSygna・GTRを採用している取引所への送金は不可 - TRUSTに対応していない銘柄は、TRUST採用の取引所間でも送金不可
↳ ETC・LSK・XRP・XEM・LTC・BCH・MONA・XLM・QTUM・IOST・XYM・DOT・FLR・MATIC・AVAX・BRIL - 通知対象国以外に拠点を置く取引所へは、送金に制限無し
↳ Coincheckで取扱のあるすべての銘柄が送金可能
▼ 主要な取引所間との送金可否
bitFlyer | Bybit・Bitget KuCoin・Gate.io MEXC | GMOコイン・bitbank SBI VC Trade・DMM Bitcoin Bitpoint・Zaif・BitTrade CoinTrade・OK Coin Japan LINE Xenesis・Rakuten Wallet |
国内の取引所の多くがSygnaを採用していることから送金できない取引所が多くなっていますが、通知対象国への送金自体は制限されていないところがCoincheckのメリットです。日本人が利用する主要な海外取引所への送金は制限されていません。
(*’ω’*)σ あくまで採用している通知システムによって、送金の可否が分かれる設定になっています
- 通知システムにSygnaやGTRを採用する取引所
↳ Coincheckからの送金自体が不可。どの銘柄も送金できない。 - 通知システムにTRUSTを採用する取引所
↳ TRUST通知システムに対応している銘柄のみが送金可能。
ETC・LSK・XRP・XEM・LTC・BCH・MONA・XLM・QTUM・IOST・XYM・DOT・FLR・MATIC・AVAX - 通知対象国以外に拠点を置く取引所・プライベートウォレット
↳ Coincheckで取り扱う全ての銘柄が送金可能
2024年10月現在の国内取引所ではCoincheckの規制は緩やかで、海外にも送金しやすくなっています。
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”GMOコイン”ジーエムオーコイン(2024.5.8更新)
GMOコインは通知システムに”Sygna”を採用しており、告知が出ている概要は以下の通りです。
- 異なる通知システムを採用している取引所への送金は不可
↳ TRUST・GTR採用の取引所へは送金できない
↳ 入金については、そもそも通知システムが異なるため送金元でNGとなる - 通知システムを採用していない取引所への送金は不可
↳ 厳密な法令順守の観点から、送金情報が通知できない取引所へは送金不可
↳ 入金は基本的に可能(個別審査によりNGとなる可能性はあり) - 通知対象国に拠点を置く取引所へは一時送金停止中
↳ TRUST採用の取引所でも、通知対象国への送金は不可
↳ 入金は基本的に可能(個別審査によりNGとなる可能性はあり) - 銘柄による送金制限などは告知無し
▼ 主要な取引所間との送金可否
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Bybitへの直接送金ができなくなったのは痛手ですが、プライベートウォレットを経由すれば問題ありません。意外と簡単なので、ウォレットを使い慣れていなくて苦手意識があるという方もチャレンジしてみて下さい。
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”bitbank”ビットバンク(2024.5.2更新)
bitbankは通知システムに”Sygna”を採用しており、告知が出ている内容は以下の通りです。
- 2023.6.9からSygna通知システム導入
↳TRUST・GTR採用の取引所への送付は不可 - 通知対象国に拠点を置く取引所への送金も原則可能
↳ 法令等で定められた通知を正確に行えない取引所へは送金不可
↳ 入金についての詳しい通達は無し - 銘柄による送金制限などは告知無し
bitbankは公式サイトで送金できない取引所の一覧を掲載していますが、日本人が良く使う海外取引所は含まれておらず、2024年10月時点では送金に適した取引所だと考えられます。
▼ 主要な取引所間との送金可否
GMOコイン・SBI VC Trade DMM Bitcoin・Bitpoint Zaif・BitTrade・CoinTrade OK Coin Japan LINE Xenesis・Rakuten Wallet | Bybit・Bitget KuCoin・Gate.io MEXC・OKX Global Bitstamp Global Bitfinex Global | bitFlyer・Coincheck Binance Japan |
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”DMM Bitcoin”(2024.5.11更新)
【DMM Bitcoin/Sygna採用】
DMM Bitcoinから告知が出ている内容は以下の通りです。
- Sygna通知システムを採用している国内取引所への送金は可能
- 宛先登録時にリスト表示される取引所のみに送金が可能
↳ 海外取引所は表示されない=海外送金は不可
▼ 主要な取引所間との送金可否
GMOコイン・SBI VC Trade bitbank・FTX Japan Bitpoint・OK Coin Japan Zaif・BitTrade・CoinTrade LINE Xenesis・Rakuten Wallet | bitFlyer・Coincheck Binance Japan |
”Binance Japan”バイナンスジャパン(2024.5.1更新)
【Binance Japan/GTR採用】
Binance Japanから告知が出ている内容は以下の通りです。
- トラベルルール対応開始日/2023年8月1日(火)
- 対象となるユーザー/Binance Japanで口座開設したすべての法人・個人
- 国内で唯一、グローバル・トラベル・ルール(Global Travel Rule)通知システムに対応
>> https://www.globaltravelrule.com/en/home - 通知システムに「Sygna」または「TRUST」を採用する取引所との入出金は不可
▼ 主要な取引所間との送金可否
Binance Japanユーザー同士のみ | 通知対象国以外に拠点を置く取引所 個別にNGとなる可能性有 | 左記、送金OKの取引所以外は不可 |
外部の取引所への直接送金はほぼ不可となっており、Binance Japanを起点に資産運用する場合はプライベートウォレットの活用が必須となっています。
その他の取引所の公式ページリンク集
以下のリンクから、各取引所のトラベルルール対応の公式ページに飛べます。
送金できない場合の対応策
※2024.5.11更新
▼ 現状の対応策
- 送りたい先に送金できる取引所を使う
- プライベートウォレット(MetaMaskなど)を経由する
規制の影響が少ない取引所口座を持つか、プライベートウォレットを活用した迂回送金をする方法が考えられます。
送りたい先に送金できる取引所を使う
2024年5月、記事更新時点で最も送金に使いやすい国内取引所はbitbankです。
▼ 主要な取引所間との送金可否
GMOコイン・SBI VC Trade DMM Bitcoin・Bitpoint Zaif・BitTrade・CoinTrade OK Coin Japan LINE BITMAX・Rakuten Wallet | Bybit・Bitget KuCoin・Gate.io MEXC・OKX Global Bitstamp Global Bitfinex Global | bitFlyer・Coincheck Binance Japan |
bitbankは公式サイトで送金できない取引所の一覧を掲載していますが、日本人が良く使う海外取引所は含まれておらず、最も送金に柔軟な対応をしている取引所だと考えられます。
(*’ω’*)σ 公式サイトで公開されているのは送金NGの取引所一覧で、それ以外は送金OKとのこと。
▼ bitbank基本情報
運営会社 | ビットバンク株式会社 |
設立/資本金 | 2014年5月/86億4,721万円(資本準備金含む) |
登録 | 関東財務局長(暗号資産交換業者)登録番号 第00004号/ISO 27001 |
取扱通貨 38種類 | BTC・ETH・XRP・MATIC・DOT・DOGE・LTC・MONA・BCC・XLM・QTUM BAT・OMG・XYM・LINK・MKR・BOBA・ENJ・ASTR・ADA・AVAX・AXS FLR・SAND・GALA・CHZ・APE・OAS・MANA・GRT・RNDR・BNB・DAI OP・ARB・KLAY・IMX・MASK ※全て販売所・取引所ともに対応 |
取引形態 | 現物取引のみ |
手数料 | 🔹口座開設・維持/無料 🔹売買手数料/Maker-0.02% Taker0.12% (一部銘柄を除く) 🔹入金手数料/無料 🔹出金・送金手数料/通貨により異なる |
対応端末 | PC・スマホ(iOS・Android共にアプリあり) |
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bitbankは取扱銘柄が多いため国内取引所で通貨を調達・運用したい場合に便利で、トレードの機能性が非常に高く、トレーダーからの評価も高い取引所です。
- 取扱通貨38銘柄全てが販売所・取引所の両方で売買可能
↳ アルトコインも取引手数料を抑えたトレードが可能
↳ Maker注文ならマイナス手数料の設定(PostOnly機能搭載) - 取引アプリの評判が非常に良い
↳ App Storeでは3.3万件のレビューで★4.6の高評価
↳ スマホからでも60種類以上のテクニカル分析ができる高機能 - 取引高が多く安定した国内トップクラスのトレーディングプラットホーム
↳ 指値注文が通りやすく、狙った価格でトレードしやすい
↳ 約定しやすいので、取引のチャンスを逃しにくい
プライベートウォレットを経由する
規制の影響を受けず、無料で今すぐ利用開始できるプライベートウォレットは便利なツールです。
(*’ω’*)σ ガス代はかかってしまいますが、手軽に今すぐ採用できる送金手段としてはオススメ。
①”MetaMask”代表的な暗号資産ウォレット
かつてはEthereum系のウォレットとして知られていたMetaMaskですが、アップデートを繰り返してかなり汎用性のある高機能なウォレットに進化しています。
(*’ω’*)σ 特に注目したいのが、BTCやSOLの取引も可能になる拡張機能”Snaps”です。
▼ MetaMask関連情報
MetaMask基本操作 | ポートフォリオの使い方 | 拡張機能Snapsの使い方 |
---|---|---|
🔹作成方法と基本操作の解説 🔹PC版・スマホ版両方マスター 🔹フルスクショで操作手順掲載 | 🔹スマホ・PC両方で利用可能 🔹機能一覧と使い方を解説 🔹フルスクショで操作手順掲載 | 🔹カテゴリ別にSnapsを解説 🔹MetaMaskでBTC取引も可能! 🔹カスタマイズ性抜群の仕様 |
>> 詳細はコチラ | >> 詳細はコチラ | >> 詳細はコチラ |
②”Trust Wallet”多くの通貨に対応するマルチウォレット
- Trust Walletの詳細はこちらから
- ▶ 【Trust Wallet】トラストウォレットの機能一覧と使い方|トラベルルールの送金制限対策に役立つツール
③”Phantom Wallet”Solanaメインのマルチウォレット
- Phantom walletの詳細はこちらから
- ▶ Phantom Wallet(ファントムウォレット)の使い方|PC版・スマホ版を徹底解説【Solana対応ウォレット】
トラベルルールのよくある質問
本文中でも解説してきましたが、おさらいを兼ねてよくある疑問点をサクッとまとめます。
トラベルルールで海外に送金できなくなる?
単純に海外に送金できなくなるわけではありません。通知対象国内に拠点を置く取引所の場合、異なる通知システム間(TRUST ⇄ Sygna ⇄ GTR)での送金ができなくなります。
日本国内の取引所でも、異なる通知システムを採用する取引所間での送金はできません。
通知対象国
アメリカ合衆国・アルバニア・イスラエル・カナダ・ケイマン諸島・ジブラルタル・シンガポール・スイス・セルビア・大韓民国・ドイツ・バハマ・バミューダ諸島・フィリピン・ベネズエラ・香港・マレーシア・モーリシャス・リヒテンシュタイン・ルクセンブルク
アラブ首長国連邦・インド・インドネシア・英国・エストニア・ナイジェリア・バーレーン・ポルトガル
(マーカーを引いた8ヶ国は新たに追加された国)
※取引所ごとに別途独自の送金ルールを定めている場合もあり、通知対象国への送金全般が禁止の所もあります。
トラベルルールで資金凍結が発生する?
トラベルルールが原因で資金が凍結されることはありません。この規制は不正な資金の流通を抑制するためのものであり、ユーザーを窮地に立たせるためのものではないからです。
従来利用していたルートでは資金移動ができなくなる場合もあることから、クリック数や再生数を稼ぐためにユーザーの不安を煽るような発信をする人がおり、その結果、資金凍結などという変に誇張された話が出回っていることが原因と考えられます。
直通での資金移動ができなくなっても、必ず送金できる方法はあります。
- オフショア取引所(通知対象国以外に拠点を置く取引所)の利用
- 送金できる取引所間を経由して迂回ルートで送金
- プライベートウォレットを経由した迂回ルートで送金
従来の送金ルートが使えなくなっても方法はあるので、心配しなくて大丈夫です。
(*’ω’*)σ SNSや動画の「釣りタイトル」で不安を煽る手法に惑わされる必要はありません。
トラベルルールの制限を受けずに送金する方法は?
MetaMaskなどのプライベートウォレットや、送金に柔軟な対応の取引所を利用すると便利です。
以下の3つは多くの口座を持たずに効率的な運用をしたい方にオススメの組合せで、トラベルルールによる送金制限の影響が少なく柔軟な運用が可能になります。
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トラベルルールでは入金にも制限があるの?
トラベルルールは送金の時点で制限がかかるもので、入金時の制限は基本的にありません。
しかし、国内取引所で入金を受ける場合は少々の手間が発生します。
- 国内取引所での資金受取には「入金確認」という作業が必要
↳ 入金に関して、送り主の情報など一定の事項を回答する作業
↳ 回答はWeb上で入力(1~2分程度)、自分の別口座から自分宛に送金した場合も必要 - 回答内容が審査され、承認されたら口座に反映
↳ 混雑状況にもよるが、審査時間は数分~数十分程度
ネット上の情報を見る限りだと稀に審査NGとなる場合もあるようですが、筆者は一度もNGとなったことはありません。
(*’ω’*)σ 諸々集約したBybitからGMOコインに入金しています。いつものルートなので回答も簡単
\ FaucetやBCGを効率的に収益化するならこのルート! /
今回はトラベルルールに基づく送金環境についてお伝えしました。今後も規制の緩和や強化が予測されるので、動向に注意して更新します。
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