暗号資産レンディングサービス”BitLending”で、新銘柄”XNK”の取扱いが開始されました。2024年2月に上場した”XNK”は、その名称Kinka Gold(キンカゴールド)から連想される通り、金をデジタル資産として取扱いできる仕組みが大きな注目を集めています。
▼ 現在の”XNK”価格
▼ 本記事で分かる事
- キンカゴールド”XNK”の詳細と、運用するメリット・デメリット
- キンカゴールド”XNK”をビットレンディングで運用する方法
BitLendingの”XNK”レンディングで利息をもらえば、実質的に金そのものを増やす運用と同じ効果を得ることができます。金の運用に興味がある方も、手軽に始めやすいサービスです。
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キンカゴールド”Kinka Gold/XNK”とは?
キンカゴールドは、1 XNKの価格が金1ozt(約31.1g)の市場価格価格とほぼ等しくなるように設計された金価格連動型ステーブルコインです。ステーブルコインといえば米ドル価格に連動する”USDT”が有名ですが、”XNK”は金・原油などのコモディティの価値を裏付けとして、価格が安定するように設計された「コモディティ型ステーブルコイン」の一種です。
▼ ”XNK”基本情報
名称/ティッカー | Kinka/XNK |
UCID/トークン規格 | 30272/ERC-20 |
コントラクトアドレス | 0x722a89f1b925fe41883978219c2176aecc7d6699 |
発行元 | Kinka(BVI).Ltd |
上場取引所 | MEXC・BitMart・CoinW・UniswapV3 |
公式ウェブサイト | https://kinka-gold.com/ |
Etherscan”XNK” | https://etherscan.io/token/0x722a89f1b925fe41883978219c2176aecc7d6699 |
キンカゴールド”XNK”は、複数の大手海外取引所に上場しています。日本国内の取引所でも金価格に連動するジパングコイン”ZPG”の取扱いがありますが、プライベートブロックチェーンmiyabiを基盤にしていることから、知名度や流通量ではERC-20規格の”XNK”の方が上回っています。
▼ ”XNK”価格推移
Kinka Gold”XNK”の特徴
”XNK”には金価格に連動する仕組み以外にも、以下のような特徴があります。
- Kinka(BVI).Ltdが発行
↳ 金地金取引事業を営む日本企業「第一商品株式会社」の海外子会社
↳「第一商品株式会社」は東証スタンダード市場にも上場している実績のある企業 - ERC-20規格に対応
↳ 現在最も普及しているトークン規格ERC-20に対応している
↳ DEX(分散型取引所)での取引や、プライベートウォレットでの管理も可能 - 金の現物と交換可能
↳ 320 XNK以上の保有で金に交換できるユニークな仕様
↳ ”LBMA”による厳格な基準を満たした高品質の金が担保として保管されている
ビットコインがその希少性や価値になぞらえて「デジタルゴールド」と表現されることがありますが、キンカゴールドは本当の意味で「デジタルゴールド」であることがわかります。実際に”XNK”を現物の金に交換をする場合はかなりの額が必要ですが、その仕組みを可能にするだけの良質な金が保管されている事は、価値の担保として十分な根拠となります。
Kinka Goldのメリット5つ
物質である金がトークン化されたことで、取引や運用が非常にスムーズになりました。”XNK”なら、純金インゴットを切売りするような感覚で資産運用が可能です。
- 安全性と信頼性が高い安全資産
↳ 金はその希少性から価値維持が期待できる安全資産とされている
↳ 同等の価値を持つ”XNK”は将来性のある資産と考えられる - インフレ対策としての機能
↳ ポートフォリオにも組み込みやすく、円安やインフレ対策に取り入れやすい
↳ 日本円以外の資産として、”XNK”は有望なの選択肢の1つ - 世界共通の価値であり、換金しやすい
↳ 金を暗号資産化する事によって、国境無き通貨として運用しやすくなった
↳ トークン化された金は一部の売買も容易で、資産として非常に扱いやすい - 少額から金の投資が可能
↳ ”XNK”はわずか数百円程度から売買が可能で、数円~の手数料で取引できる
↳ 現物だと一番小さい5g金地金でも数万円~となっており、手数料も数千円かかる - 物理的な保管が不要で手間が少ない
↳ ”XNK”はオンライン上で取引が完結できる他、デジタル資産なので保管場所不要
↳ 現物は受渡しの手間があり、保管状態によっては盗難などのリスクもある
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これまでの価格推移をみると、金は右肩上がりのコモディティです。特にここ数年は価格上昇の幅も大きく、資産としての注目を集めている理由が分かります。
▼ 金の価格推移
金をトークン化できた恩恵は大きなもので、非常に少額から自由度の高い取引が可能です。以下の画像は海外取引所MEXCでの8/18時点の”XNK”取引履歴です。わりと頻繁に取引が行われており、わずか0.0006XNK(220円程度)でのトレードも成立している事が分かります。
▼ MEXCの”XNK”取引画面
物質として保有している金は配当や利子を生まないため、直接運用益が発生するものではありません。しかし、金価格と連動するKinka Gold”XNK”をレンディングすれば利息収益を得ることが可能です。レンディングにより”XNK”数量が増えるため、保有している金が増えると同等の、まるで錬金術を想像させる状況が現実になります。
(*’ω’*)σ BitLendingで年利4.5%運用できるのも、もしかしたら今のうちだけかもしれません。
Kinka Goldのデメリット2つ
キンカゴールドには多くのメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。
- 時価総額が少なく、通貨としてはマイナーな部類に入る
↳ 2024年2月上場という事もあり、まだ知名度も低く、保有している人も少ない - 短期的に大きな利益は見込めない
↳ メジャーな通貨に比べて流動性が低く、トレード向きの銘柄ではない
↳ ボラティリティ(価格変動)が大きい銘柄ではなく、売買差益を生みにくい
”XNK”は上場してから日が浅く、マイナーな銘柄です。しかし現物の金が担保されているため、金の価値が下がらない限り通貨の価値が大きく下がるようなリスクは低いと言えます。また、短期で利益を出せるトレードに向いていないので、長期目線の資産として保有する必要があります。
(*’ω’*)σ 逆に言えば、長期的な運用方法であるレンディングに適した銘柄ということになります。
キンカゴールド”Kinka Gold/XNK”の買い方
2024年8月現在、日本国内の取引所ではキンカゴールドの取扱いは無く、海外取引所やDEXで調達する必要があります。少し作業手数は増えますが、順番に進めれば難しくはありません。
”XNK”を取り扱っている取引所
キンカゴールド”XNK”は、MEXC・BitMart・CoinW・Uniswapなどで購入する事ができます。購入方法は、どこを利用するかによって大きく2つに分かれます。
取引所名 | 形態 | 購入方法 |
---|---|---|
MEXC・BitMart・CoinW | 海外取引所 | 国内取引所から送金してトレード |
Uniswap | 分散型取引所 | ウォレットを接続してトレード |
✅海外取引所を利用する場合は、国内取引所と同様に口座開設と本人確認が必要です。MEXC・BitMart・CoinWいずれも日本語に対応しており、国内取引所の口座開設と同じ流れで手続きが可能です。
✅口座を増やしたくない方や、海外取引所の利用に抵抗がある方は、分散型取引所(DEX)のUniswapにMetaMaskなどのウォレットを接続して購入することも可能です。
BitLendingでは最低0.0833XNKから貸出可能なので、それ以上の”XNK”を用意する必要があります。
▼ 現在の”XNK”価格
記事執筆時点で0.0833 XNKの日本円換算額は30,000円チョイなので、ビットコインよりは少ない資金で始められる設定になっています。
MEXCなどで”XNK”を購入する手順
キンカゴールドを海外取引所で購入する場合は、以下の手順となります。
- 国内取引所で購入資金となる通貨を準備
↳ 国内取引所は送金手数料が無料のGMOコインで送金コストをカット
↳ 通貨は送金に適した”XRP”または”SOL”がオススメ - MEXCなど任意の海外取引所に送金
↳ あらかじめ口座開設と本人確認を済ませて、入金アドレスを確認しておく
↳ GMOコイン側に送金先の情報を登録(宛先登録)しておく - 現物取引で”XNK”にトレード
↳ MEXC・BitMart・CoinWともに”XNK/USDT”ペアのみ対応している
↳ 送金した”XRP”または”SOL”を一度”USDT”にトレードしてから2段階で購入
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✅最短10分で口座開設・初心者でも使いやすい取引所
✅豊富な資産運用プロダクト/放置系投資も簡単スタート
各取引所の口座開設は公式サイトから行ってください。
✅ MEXC | 公式サイト >> https://www.mexc.com/ja-JP 🔹取扱銘柄は約3,000近く、現物取引の手数料ゼロ、世界トップクラスの取引高 |
✅ BitMart | 公式サイト >> https://www.bitmart.com/register/ja-JP 🔹取扱銘柄は約1,500、現物取引の手数料はペアにより変動(XNK/USDTは0.4%) |
✅ CoinW | 公式サイト >> https://www.coinw.com/ja_JP/ 🔹取扱銘柄は約1,000、現物取引の手数料は0.2%、世界200ヵ国800万人のユーザー |
トラベルルールによる送金制限回避のため、ウォレットを経由した送金方法は以下を参考にしてください。送金先の取引所は例としてBybitで解説していますが、どの海外取引所でも応用できる内容となっています。
🔹GMOコインからPhantomWallet経由でSOLを送金する方法 ステーキング対象銘柄”SOL”は送金にも便利。資金保管中も利息収益発生! >> https://mushroom-blog.net/gmocoin-bybit-sol/ | |
🔹GMOコインからTrustWallet経由でXRPを送金する方法 送金に使う通貨の定番”XRP”をトラベルルール回避ルートで送金! >> https://mushroom-blog.net/gmocoin-bybit-xrp/ |
【おさらい】BitLendingの”XNK”最低貸出数量は0.0083 XNK
(*’ω’*)σ 送金までできたら、国内取引所と同様に現物取引でトレードすればOKです!
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Uniswapで”XNK”を購入する手順
キンカゴールドを分散型取引所(DEX)Uniswapで購入する場合は、以下の手順となります。
- 購入資金”ETH”を入れたウォレットを用意(MetaMask推奨)
↳ ウォレットへの入金は、送金手数料が無料のGMOコインで送金コストをカット
↳ ウォレットはEthereumチェーンERC-20トークンに対応するものを使う - Uniswapにアクセスしてウォレットを接続
↳ PCで操作の場合は、https://app.uniswap.org/swapにアクセスしてMetaMaskを接続
↳ スマホで操作の場合はブラウザのDecentralized ExchangesリストからUniswapを選択 - ”XNK”をペアに選択してスワップ
↳ 売却する通貨を”ETH”、購入する通貨を”XNK”にセットする
↳ 購入できる数量やガス代を確認してOKであれば「スワップ」をクリック
▼ MetaMaskにETHを用意する方法は以下を参考にしてください
✅GMOコインからMetaMaskへ”ETH”の送金方法 迷わず作業できるスクショで手順解説&送金できない時の対処法 >> https://mushroom-blog.net/gmo-metamask/ |
ETHが入ったウォレットの用意ができたら、Uniswapに移動します。PCからアクセスして操作する場合は、MetaMaskもブラウザに同期しておく必要があります。
▼ PCでアクセスした画面 https://app.uniswap.org/swap
①ウォレットを接続➡②クリックして”XNK”と打ち込んで検索&選択③「購入に充てるETH数量」を指定④「始める」をクリック…あとはガス代などを確認してOKであれば「スワップ」で完了
▼ スマホからアクセスする手順
①「方位磁石マーク」 ➡ ②「Decentralized Exchanges」をタップ ➡ ③「Uniswap」をタップ ➡ ④「接続する」…あとはPCからアクセスした時と同様の手順で通貨を選択してスワップすればOKです。
【おさらい】BitLendingの”XNK”最低貸出数量は0.0083 XNK
キンカゴールドをBitLendingで運用する方法
1.アカウントを作成
BitLendingは暗号資産レンディングのプラットフォームですが、暗号資産取引所と同様、基本情報の登録後に本人確認の手続きが必要です。作業時間は5分程度、流れに沿って作業するだけなのでサクッと説明します。
- 公式サイト▶BitLendingにアクセスし、「お申し込みはこちら」をクリック
- メールアドレス入力、規約同意に✅、「登録する」をクリック
- メールが届くので記載されているURLをクリック
- 名前などの基本情報を入力していき「この内容で申し込む」をクリック
- 本人確認作業に移るので、画面の指示に従って顔と本人確認書類を撮影
順番に作業すれば特に迷うところは無いと思いますが、もし本人確認のカメラが作動しない場合は、メールに届いたURLを別のブラウザ(ChromeまたはSafari)に貼り直せば起動するので試して下さい。
(*’ω’*)σ 暗号資産取引所の口座を開設する時と同じ、お決まりの流れです。
2.”XNK”の貸出申請&送金
アカウント作成と本人確認完了後、貸出に使う”XNK”が用意できたらいよいよ運用スタートです。
- BitLendingに貸出の申請をする(BitLending側で操作)
↳ ”XNK”の入金アドレスを確認する - BitLendingに送金する(取引所側またはウォレット側で操作)
↳ ①で確認したアドレスに”XNK”を送金
1回で全額送金するのが心配な場合は、2回に分けての送金でもOK(ガス代は2回分かかります)で、送金した合計が申込んだ貸出数量を上回ると貸出がスタートします。BitLending側で送金した暗号通貨の到着が確認できると、「受領完了・貸出開始のお知らせ」というメールが届きます。(マイページへの残高反映まで最大3営業日かかるそうです)
(*’ω’*)σ お疲れ様でした!あとの運用はBitLendingにお任せして利息をもらいましょう!
2024年8月時点ではMEXC・BitMart・CoinWからの送金時に宛先登録を求められる事はありませんが、今後規制が厳しくなり宛先登録の必要が生じた場合は以下の内容を参考にしてください。
※トラベルルール対応について
BitLendingは「プライベートウォレット」の扱いとなります。公式ページには以下の内容で、送金先として宛先登録する際の項目と内容の一覧が掲載されています。
「アドレス所有者/お客様本人以外」 「受取人/法人」 「受取人の法人名/株式会社J-CAM」 「受取人の法人名(フリガナ)/カブシキガイシャジェイカム」 「受取人の法人名(英語)/J-CAM Inc.」 「実質的支配者情報/個人」 「受取人の実質的支配者名/新津 俊之」 「受取人の実質的支配者名(フリガナ)/ニイツ トシユキ」 「受取人の実質的支配者名(英語)/Toshiyuki Niitsu」 「送付先/プライベートウォレット」 「送付先サービス名/その他(BitLending)」 「受取人との関係性/投資先」 「送付先の国地域/日本」
(*’ω’*)σ 払戻しで取引所に入金する際も、確認手続きでは上記内容を入力します。
3.利息受取と収益化
貸出をスタートすると毎月利息が発生し、アカウントの残高に加算されていきます。
- 最低貸出期間は1ヵ月
↳ 1ヵ月以降はいつでも解除が可能 - 年間4回まで返還手数料が無料
↳ ネットワーク手数料(ガス代)はユーザー負担 - 解除後は7営業日以内に返還される
↳ 返還された資金を取引所に移動し、売却する事で収益化が可能
レンディングで数量を増やし、購入時よりも高いレートで売れば利益があがります。
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