メタバースプロジェクト「ōLand(オーランド)」について解説します。
ディセントラランドや、ザ・サンドボックスを大きく上回った200万人超のユーザーを抱える、注目のメタバースプロジェクトです。
(*’ω’*)σ 大手企業も続々参入のメタバースに、無料で土地NFTを所有できるチャンスです。
※2024年1月現在、土地NFTの無料配布は休止中です。
▼ 念のため用語解説
- メタバース
インターネット上の仮想空間や、そこでのサービスの総称 - NFT
NonFungibleToken(非代替トークン)の略語
ブロックチェーン上で発行・取引される「独自の価値を持つデジタルデータ」
端的に言うと、ōLandでは「仮想空間上にデジタルデータの土地を所有できる」という事です。
▼ 本記事でわかる事
- ōLandの概要や特徴
- 土地NFTのもらい方や運用方法
- ōLandプロジェクトの将来性
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とりあえず上記3つを使えば、無駄なく便利な運用がしやすい環境を整えられます。
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ōLand(オーランド)の概要と特徴
▼ ōLand基本事項
運営元 | American Centurion Group |
言語 | 英語 |
対応デバイス | PC・スマホ |
通貨 | Ocash(ゲーム内通貨) |
NFT | oFriends(OpenSeaで取引可能/ETH・WETH) |
公式サイト | https://overline.network/ |
公式X | https://twitter.com/overlinenetwork |
公式Discord | https://discord.com/invite/overline |
運営元の”American Centurion Group”は、世界をボーダレスに繋ぐことを目標に、ブロックチェーン技術を活用したハードウェア・ソフトウェアの開発を行っている企業です。
「仮想空間で土地NFT(ōLand)を所有し、紐づいた現実世界でōRouterが活用されると収益がもらえる」というのが、かなりザックリした内容ですが、少しだけ詳しく解説します。
▼ ōLandの構成要素
- Overline(オーバーライン)
史上初のワイヤレス送金が可能なシステム - ōRouter(オールーター)
史上初のWEB3.0ルーター - ōLandは現実世界での1.67エーカー(約6758.25㎡)
現実の土地はもらえないが、紐づけされたエリアから収益が入る仕組み
以上3つはōLandを利用する上で知っておいた方が仕組みを理解しやすいので、始めに紹介しておきます。
Overline(オーバーライン)
アメリカの企業“Borderless Services Inc”が提供しているサービスで、プロジェクトの事業基盤の1つです。以下のような特徴があります。
- インターネットを使わなくても暗号資産の送金が可能
- マルチチェーンに対応しており、異なるブロックチェーン間の送金も可能
- 公式モバイルウォレット”Overline Network”がリリースされている
ひとことで言うと、「暗号資産をワイヤレス送金できるプラットフォーム」です。
(*’ω’*)σ “Overline Network”は、iOSのみ対応ですが、App Storeから無料ダウンロード可能です。
企業名やサービス名が色々と出てきたので整理しておきます。
企業名 | サービス内容 |
---|---|
American Centurion Group | ・メタバースプロジェクトōLandの運営 ・Overlineの公式モバイルウォレット”Overline Network”の提供 |
Borderless Services Inc | ・ワイヤレスに暗号資産送金が可能なプラットフォームOverlineの運営 |
ここで、「インターネットを使わずに送金なんてできるのか?」という疑問が出てきますが、それを可能にするのが次で解説するōRouter(オールーター)です。
ōRouter(オールーター)
ōRouterは世界初のEWB3.0対応として開発されたルーターです。こちらもōLandプロジェクトの事業基盤の1つです。
(*’ω’*)σ WEB2.0のインターネットに代わり次世代の技術が搭載されたWEB3.0版のルーターです。
▼ ōRouterの特徴
- インターネット接続無しで暗号資産送金・NFT送付・DeFiなどが可能
- ōRouter1つで1.6km圏内の送金等をカバーできる(建物の多いエリアでも可能)
- イメージとしては”ポケットwi-hi”のようなものと考えると分かりやすい
当初のōLandプロジェクトは、このōRouterの普及のため、集客目的としてスタートしたようです。現在は通常のメタバースプロジェクトのようにNFTやゲーム性を兼ね備えた内容で盛り上がっているので、ōRouterの普及も含めて順調であると考えられます。
Borderless Services Incの公式サイトには以下の記載があります。
August 1st 2022 – Metaverse launched for traders and upcoming wireless hardware passes 250,000 unique owners.
https://www.borderless.services/
2022年8月1日にメタバース(ōLand)がローンチされ、25万個のハードウエア(ōRouter)が所有されるとの内容です。単純計算1.6平方km×25万=40万平方kmなので、日本の国土38万平方kmより少し広い範囲をカバーできる計算になります。
尚、ōLandの所有とōRouterの所有は別の話で、ōRouterの所有(購入)については企業や機関投資家に向けて募集が出ています。
(*’ω’*)σ つまり、ōLandプロジェクトへの参加自体にōRouterは必要ありません。ご安心下さい。
ōLandは現実世界での1.67エーカー
所有したōLandの土地NFTは、現実世界の土地1.67エーカー(約6758.25㎡)と紐づけされており、その範囲でōRouterが使用されると手数料の一部を収益として受け取れるシステムです。
- ōLandは複数所持することも可能
- 実際の土地がもらえるわけでは無く、収益を受け取る権利を得る仕組み
- 第一弾ではアメリカの土地に紐づいた土地NFTが無料配布された
手に入れたōLandは何もない荒野かもしれませんし、大都市圏や観光名所の土地である可能性もあります。
(*’ω’*)σ 人が多いエリアほど、ōRouterが使われて収益源となる可能性が高いということです。
以上がōLandの概要です。当初はōRouterが普及しなければ失敗するプロジェクトという見方もありましたが、現在のところメタバースとしての人気も高く、順調な様子です。
▼ プロジェクトスタート時からの進捗
- メタマスクの接続が可能になった
- OpenSeaでNFTコレクションoFriendsをリリース
- ゲーム内通貨やCombine(連結)でōLandをアップグレードできるゲーム要素が追加
ōLand(オーランド)で土地NFTをもらう方法
第一弾(gen1)は2022.9.14までで無料配布が閉め切られてしまいましたが、その後もgen2、gen3と期間限定で配布が行われています。
残念ながら記事執筆時点の2023.3.26では配布が行われていませんが、メールアドレスの入力だけでウエイトリストに登録することが可能です。(実際に土地NFTをもらう際も、メールアドレスとパスワード設定だけで簡単にもらえます)
▼ スマホ画面で手順解説
①Cookie設定(左が拒否・右が許可)はどちらでもお好みでOK ➡ ②「Register」 ➡ ③「メールアドレス入力(gmail等フリーメールでもOK)」 ➡ ④「Submit」 ➡ ⑤「Success!Thanks for signing up」と表示されれば完了 ➡ ⑥公式Twitterをフォローする場合はタップ
次回の募集時期等は不明ですが、何らかのメールが来るまで気長に待ちましょう。
(*’ω’*)σ 落胆してあきらめたりせず、地道に種蒔きしておくことが結果につながるものです。
ōLand(オーランド)で収益を得る方法
▼ 収益化は3通り
- 土地NFT(ōLand)を所有して手数料を稼ぐ
- OpenSeaでNFTを売却して稼ぐ
- 紹介者報酬で土地NFT(ōLand)を複数所有
土地NFT(ōLand)を所有して手数料を稼ぐ
1つ目は土地NFTを所有して手数料を収益とする方法です。基本となる方法ではありますが・・・
- 所有エリア内で行われるōRouterを利用したワイヤレス活動から暗号資産の受取が可能
- 所有エリア内でōRouterが利用されなければ、収益は発生しない
もし手に入れた土地が誰もいない荒野であれば、収益は見込めないという所が注意点です。
(*’ω’*)σ 逆に大都市圏などであれば、なかなかの不労所得になるチャンスも考えられますね。
OpenSeaでNFTを売却して稼ぐ
2つ目は、プロジェクト利用で得たNFTを売却して稼ぐ方法です。
- 土地NFTのアップグレードで「oFriends(オーフレンズ)」という犬小屋のNFTを獲得
- 中身は犬のキャラクターでNFTマーケットプレイスOpenSeaで取引可能
- 2023.3.26現在、0.1~0.3ETH(約2~6万円)の価格帯で取引が成立している状況
ログインボーナスのOcashを貯めればアップグレードできるので、立地条件に左右されることなく収益を得られる方法です。
(*’ω’*)σ レアなNFTは10ETH以上で出品されているので、当たれば大きいですね。
紹介者報酬で土地NFT(ōLand)を複数所有して稼ぐ
3つ目は、紹介者報酬を得る方法です。自身の招待コードから土地NFTを受け取ってくれた人がいる場合、紹介者報酬としてもう1つōLandをもらうことができる制度です。
- 手数料獲得の収益源が増える
- Combine(連結)機能があり、ランクの高い土地を作れる機能が実装予定
実際身近でNFTに手を出している人は少数派と思われるので、SNSなどを活用すると効率が良いかもしれません。
(*’ω’*)σ 筆者の友人は、NFTをアイドルグループか何かだと思っていました。かわいい。笑
ōLand(オーランド)の遊び方
遊び方を簡単に説明します。
- 毎日もらえるログインボーナス「Ocash(オーキャッシュ)」を貯める
- Ocashで「otreat(オートリート)」というお菓子を買う
- otreatで土地NFT(ōLand)をアップグレードする
基本の遊び方は本当にシンプルで、メタバース初心者でもチャレンジしやすい内容です。
(*’ω’*)σ アップグレードするとōLandの設備が充実していき、設備は売買することも可能です。
メタマスクを接続して課金することも可能ですが、おすすめはログインボーナスだけでコツコツ続ける方法です。
- プロジェクトは成長段階であり、仕様が変更される可能性がある
- 収益増加が目的ならば、他にもっと効率の良い資産運用方法がある
(単純にゲームに課金する感覚であれば問題ありません)
ōLand(オーランド)の将来性
さて、気になるのはプロジェクトの将来性ですが、以下の3点に注目して考察してみます。
▼ ōLandの将来性で注目のポイント3つ
- 既に200万人以上のユーザーが参加済み
- 運営会社や設立者が明確で本気度の高さがうかがえる
- 時代の変化に伴い利用者の増加が見込める
まずは圧倒的なユーザー数です。有名なメタバースプロジェクト「Decentraland」「THE SANDBOX」「OTHER SIDE」と比較しても圧倒的な数字です。
無料配布でユーザー数が伸びた部分はあると思いますが、知名度を広げる事に繋がっているので、プロジェクトの推進に大きな力となっています。
次に、運営陣が明確で、社運を賭けたプロジェクトであるという点です。
WEB3.0プロジェクトでは運営陣が公開されていない場合も多い中、社名を表に出しており、Overlineのチェアマン”Todd Morley”はBloombergの報道番組に出演し構想を語るなど、会社の信用をかけたプロジェクトであることが分かります。
(*’ω’*)σ 運営チームにアバター画像とニックネームしか記載していないプロジェクトありますよね
そして最後に、時代の流れにより利用者増加が見込める点です。現在はインターネットの時代WEB2.0から分散型ネットワークWEB3.0への過渡期ですが、この革新的な技術がいずれ主流になることは目に見えています。
つまり、時の流れとともに利用者が増えていく事が予想されます。
今回はメタバースプロジェクトōLandを紹介しました。いずれはアバターを操作してōLand内で活動できる機能も予定されているそうです。
(*’ω’*)σ 美しいグラフィックと、需要が見込める事業基盤を兼ね備えたおすすめプロジェクトです